落ち葉の山を遊び尽くす
2021年1月25日 18時24分年が明けて、出勤してみると、年末にあんなにきれいだった
かえでの木が葉を落とし、園庭いっぱいに落ち葉が散らばっていました。
子どもたちを迎える始業式の日には、かえでの木の下にその落ち葉を
集めておくと、落ち葉の山のようになっていました。
この落ち葉と子どもたちはどんなふうに出合い、どんな遊びが
生まれるのかをとても楽しみにしていました。
今は、年少・年中・年長の順に時差をつけて登園しています。
そして、この日は登園した順に、学年ごとに始業式をしました。
というわけで、一番先に園庭に出てきたのは、始業式が
早く終わった年少児でした。
かえでの葉っぱは小さくて薄いので、山のように見えても
感触はふわふわなので、子どもたちは、手に取って舞い上げたり、
雪の中を歩くようにしたりして、その感触を楽しんでいました。
その後、ままごとやごっこ遊びに使う様子も見られました。
さらにその後、年長児が園庭に出てくる頃には、落ち葉がすっかり
散らばっていて、年長児たちは箒やついたてなどを使って、
その落ち葉を集めることに夢中になっていました。
自分たちで考えて、身の回りにあるものを使って、集める姿は
本当に楽しそうで、嬉々としていました。
その日は半日でしたが、子どもたちが帰る頃には、あんなにあった
ふわふわの落ち葉が粉々になって、こんなに嵩が少なくなっていました。
落ち葉を遊び尽くした感じです。
そして、この落ち葉はこれから、また別の形で有効活用していく
ことになるのです。
0301⑲小寒③末候(雉始雊)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf