小さなコラム「みちくさ いたずら こどものじかん」

小さなコラム 秋 秋分 その3

2021年10月4日 17時20分

【10月4日更新】
小さなコラム「秋分」の末候は「水始涸(みずはじめてかるる)」です。昨年の小さなコラムは彼岸花の不思議を紹介していますので、まずはそちらを再度ご覧いただければうれしいです。

0210⑫秋分③末候(水始涸)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf



秋分の初候、次候では、赤と白の彼岸花の生長の様子を紹介しました。今日は花のその後の様子をお知らせします。


彼岸花は本当に旬が短い花です。今年は少し早めに咲き始めたので、秋分の日より前に赤い彼岸花は盛りを過ぎていました。


そして、次の週には根元に葉っぱが出てきていました。葉っぱが花を見ない、花は葉っぱを見ないということで「はみずはなみず」という別名があります。


裏庭の白い彼岸花も9月末には花が枯れていました。やはりお彼岸の頃が盛りでした。


さすがに枯れた花をそのままにしておくは忍びないので、今日、枯れた花を切りました。お礼肥を施し、少し土も被せておきました。これから葉っぱがどんどん伸びて、球根を太らせて、来年に備えていくのだそうです。何とも不思議な植物です。


キンモクセイもお彼岸の頃に香っていたのですが、今日、あちこちのキンモクセイが再度いい香りを放っていました。登園時に保護者の方々とそんなやり取りをしていました。


今日から弁当が始まり、年長児は久しぶりに食後に青南小学校の第二校庭に出掛けました。「あおのもり」は地面いっぱいにどんぐりが落ちている子どもたちにとっては夢のような世界です。


あおのもりにも、キンモクセイがありいい匂いを放ってくれていました。先生に抱っこしてもらって花の近くで匂いを嗅いでみました。


午前保育の間はなかなか行くことができませんでしたが、これからは計画的に第二校庭やあおのもりにも出掛けていき、思い切り体を動かしたり、自然と関わったりしていく予定です。