幼稚園ブログ

走りたい、友達とも遊びたい

2020年11月9日 16時31分

走ることや踊ることなど体を動かすことは、子どもたちが大好きです。
特に小さいうちは、そのこと自体が楽しいものです。
少しずつ、誰かと一緒にすることや、友達と競争することのおもしろさを
感じるようになっていきます。
今回の親子フェスタでは、どの学年も走ることを楽しみますが、
それぞれの学年で走る距離も違いますし、少しずつねらいも違います。

年少児は、名前を呼ばれて、スタート地点に移動して、
先生の言葉と笛の合図を聞いて、笑顔で森のゴールに向けて
走り出し、最後まで走れたらはなまるです。


年中児も同じように3~4人の友達と一緒に走りますが、
これも友達と競争というよりも、一緒に走ることを楽しんで
くれて、元気にゴールまで走り切れればはなまるです。


年長児は、これまで何度となくリレーをする中で、力いっぱい
走る心地よさはもちろん、勝ったり負けたりする経験を繰り返し
喜びも悔しさもたくさん味わってきました。
チームとして勝つために何をしたらよいかを学んできています。
明日は、どんな結果になろうとも、最後まで全力で走り切ってほしいですね。


小さなコラムその43では、年少児の走りたい気持ち、友達とも
関わりたい気持ちを受け止め、幼稚園での安全で豊かな遊びに
形づくってきた過程をお伝えします。

0211⑮立冬①初候(山茶始開)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

明日、明後日は親子フェスタです

2020年11月9日 12時00分

いよいよ、明日は親子フェスタです。
まず、朝一番に年長組は親子で第二校庭に集合します。
年少組は通常の時間に登園し、しばらく遊んだ後、
親子で第二校庭に出掛けます。
詳しくは先日お配りした各学年のカラーのプリントと
本日配布した学年だよりをよくお読みいただきたいと思います。

年長児は先ほど、昼食後に第二校庭で最後の練習をしてきました。
明日はどんなダンスや走り、そして親子の楽しい時間がもてるか
楽しみです。


年少児と年中児は、今朝一緒に第二校庭に出掛け、
それぞれにダンスやかけっこを楽しんできました。
お互いの学年のダンスを見合って、手拍子で応援をしました。





当日は見られないので、今年は今日のような場面で
お互いの様子を見るようにしています。



年中のおばけのダンスは、先日、またおばけの国の王様から
届いたきれいな腕輪をキラキラと光らせながらかっこよく踊りました。
年中組は、明後日ですが、健康管理にお気を付けください。


今日のコラムは、今の子どもたちの動きに土台となっている
作品展の年長組のグループ製作、ミニチュアランドのイメージと
その実際の様子を写真でご紹介します。

0211⑭霜降③末候(楓蔦黄)みちくさ いたずら こどものじかん.docx.pdf

学年や学級の枠を越えたつながり

2020年11月6日 18時42分

作品展でたくさん異学年の交流をしてきた子どもたちは、
日常の遊びの中でも、お互いの様子を見合って、声を掛けたり、
応援したりする姿が自然に見られていて、うれしい限りです。

弁当の後、年少児が園庭でかけっこを始めると、ちょうど出てきた
年長児がゴールやウッドデッキから応援をしてくれました。
お兄さんお姉さんに応援してもらい、とてもうれしそうな年少児でした。


その後、年中組の数人がおばけのダンスを踊り始めると、こちらも
年長児がウッドデッキに腰掛け、手拍子と笑顔で応援していました。


年中児の踊りが終わると、今度は年長児が踊りを披露しました。
さっき踊っていた年中児は今度はお客さんになって見ています。

それだけでなく、見よう見まねで一緒に踊る年中児もいて、
とても微笑ましい姿があふれる、午後のひとときでした。


普通だと、運動会後に見られるような姿が、親子フェスタの前に
見られることは、やはり先生たちのチームワークのよさが大きな
要因だと思います。
ちょっとしたときに、お互いの学級を覗いて声を掛け合っていることが、
このようなすてきな姿につながっていて、うれしい限りです。

そして、ここからは、昨日までの第二校庭での活動の様子です。
年少児もお兄さんお姉さんに手をつないでもらって、安心して
第二校庭に行けるようになりました。


年少児は、動物になって先生や友達と一緒にダンスを楽しんだり、
広い場所で思い切り走るかけっこを楽しんだりしています。


年中児は、作品展から続くおばけのイメージでみんなで踊ることを
楽しんでいて、見ているこちらも楽しくなってきます。
このダンスの最後には、いつも「わあっ」と子どもおばけに驚かされています。


かけっこは、広い場所で走ることが楽しい、気持ちがいいのです。
競走というよりも、友達と一緒に走ることを楽しんでいる年中児です。


年長組のリレーは、園庭で1学期から楽しんできました。
2学期になり、オープンデーでご覧いただいたような、おもしろリレーを
いろいろと楽しんだ後、本気のリレーを繰り返してきました。
ビブスを提示するのは、自分たちで人数調整や走る順番について
何とかしようとする意識をもち、必要感が出てくるまで待ちました。


年長児のダンスは、親子の会話を楽しんでもらうために、
おうち時間でポンポン作りをお願いしました。
そのポンポンを持って、キリッと踊る姿はすてきです。


来週も晴天が続いてくれることと、みんなが元気に幼稚園に
来られることを祈っています。親子フェスタが楽しみです。

チームワークのよさが光った作品展

2020年11月5日 19時24分

作品展が終わり、翌週はしばらくその余韻を楽しんで過ごしました。


好きな遊びの時間に、年少児が遊戯室のミニチュアランドに遊びに来て、
年長児や先生たちがゆったり関わる微笑ましい姿もありました。


しばらく遊んだ後、年長児は3週間掛けて作り上げた遊戯室の
ミニチュアランドをみんなで片付けました。
幼稚園の遊びは、遊び始めから片付けまでを含めてが遊びです。
遊びとは言え、楽しいことだけをするのではないのです。


この年長のグループ製作以外にも、それぞれの学年で
描いたり作ったりした作品を小さなコラムにまとめて紹介します。
今回は、企画段階から直前の準備まで、先生たちのチームワークが
よかったことで、すてきな作品展になりました。

先生たちのチームワークのよさや、子どもたちの育ちが、
来週の親子フェスタにしっかりとつながっています。


0210⑭霜降②次候(霎時施)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

おいしいぶどうから得られるものは・・・

2020年11月2日 13時22分

青南幼稚園の園庭には、実の成る木がたくさんあります。
その中でも、ぶどうは十数年前に保護者の方からいただいた苗が
フェンスに沿って枝を伸ばし、ここ数年は毎年たくさんの実りを
私たちに届けてくれています。


今年も10月中旬に収穫して、一人一粒ずつではありましたが、
おいしくいただくことができました。


ずっと生長を楽しみにしてきた子どもたちにとっては、特別な味、
忘れられない思い出の味となったことでしょう。


これも、当たり前に手に入るものではなく、折に触れて手入れを
してきたからこそ味わうことができる実りです。


そのことを考えると、改めて秋の実りに感謝の気持ちをもち、
一粒を大事に味わう姿はうれしい限りです。


どの学級でも、一粒を大事そうに食べている姿が印象的でした。


収穫物はみんなで分け合うということを学ぶ機会であることを
先生たちが心得ているからこそ、採れたぶどうを見せに行ったり、
お礼を言いに行ったりする姿が自然と見られたこともうれしいことでした。


幼稚園での自然との関わりは、植物や生き物への興味・関心だけでなく、
人としての構えなどを体験から学ぶ、とても大切な機会でもあるのです。


収穫の仕上げをした際に切り取ったぶどうのつるで、リースを作りました。
つるを見るとリースを作る習性が身に付いてしまっています。



0210⑭霜降①初候(霜始降)みちくさ いたずら こどものじかん.docx.pdf

おばけのイメージはどこから

2020年11月2日 12時10分

あっという間に11月になってしまいました。
今年も残すところ2か月、月日のたつのは本当に早いです。
七十二候に合わせて発行している小さなコラムは、ちょっと季節から
取り残されてしまいました。
寒露の末候は「きりぎりすとにあり」です。
改めて、年中組の作品展までの活動の様子をお知らせします。

0210⑬寒露③末候(蟋蟀在戸)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf


担任たちは、子どもたちの遊びの様子を見ていて、
アニメなどの模倣の戦いごっこではなく、共通のイメージをもって、
いろいろな友達と創造的な遊びをしてほしいと願っていました。



そこで、9月の誕生会で、おばけのイメージを共有できないかと考え、
既成のパネルシアターをアレンジした、かぼちゃのおばけの話を
見せることにしました。



最初は落ち着いて見ていた子どもたちですが、途中からはストーリーに
引き込まれて、とてもじっとしていられませんでした。
みんなの気持ちが、おばけにぐっと引き付けられていく様子が
4歳児らしく、とても微笑ましい誕生会でした。


それからしばらくすると、「おばけのくにの王様」なる人物から
手紙が届いたり、かぼちゃの「かーくんとぼーちゃん」が届いたりと
不思議なことが起こるようになりました。


手紙は、みんなで見た後は、廊下に貼ってみんながいつでも
見られるようにしておきました。


そして、王様とのやり取りがきっかけとなって、
自分なりのかぼちゃおばけの絵をのびのびと描いたり・・・


カラービニールで緩衝材を包んで立体的なおばけを作ったり・・・


遊びや生活の中で、おばけのイメージがどんどん膨らんで
描いたり作ったりすることが楽しくて仕方ない様子でした。


おばけのお城を積み木で作り、飾っていくのも楽しそうでした。


作品展の日には、青南小学校からお借りしたブラックライトも
使って、上手におばけの国の雰囲気を演出していました。


蛍光絵の具で描いたおばけたちが、おばけマンションに住んでいる
というストーリーが、保育室の中で形になりました。


私たちが大切にしていること・・・

2020年10月29日 18時57分

小さなコラムで、年中組がおばけのイメージをどのように膨らませて
作品展につなげていったかを作成中です。もうしばらくお待ちください。

代わりに、先日の幼稚園説明会のために作った資料をアップします。
私たちが子どもたちと関わる際に、大事にしていることをまとめました。

入園当初、泣いて登園を渋っていた子に私が関わった様子を
6月8日のブログで「気持ちに寄り添えば自分から動き出す」
と題して紹介したのですが、それをまとめて新しいコメントを
付け加えたものです。
改めて、保護者の皆さんや幼稚園への入園をお考えの皆さん、
子どもと共に過ごしている方々にお読みいただけたら幸いです。

020608 気持ちに寄り添えば、自分から動き出す.pdf

子どもは見立ての天才

2020年10月27日 18時36分

先週金曜日は園児同士、土曜日は保護者の作品展鑑賞日でした。
子どもたち同士のすてきな関わりがあちこちでありました。
保護者の皆さんには、子どもたちの頑張りや伸びやかな表現を
見ていただくことができ、とても充実した二日間でした。

さて10月も、もうすぐ終わろうとしていますが、小さなコラム
その38をお届けします。
子どもの「見立て」「つもりの動き」そして遊びを支えるイメージや
共通体験のお話です。

日々の積み重ねで育つ大事な心

2020年10月24日 18時16分

10月の初め、遊戯室にこのようにグループごとに集まって
思いを絵(設計図)に描いて、イメージを共有するところから
始まったミニチュアランド作りです。


例えば、空飛ぶ汽車の椅子は、こんなふうに早い時点で
一度作ってみたことで、大枠のイメージが共有できていたようです。


今回の取り組みは、好きな遊びの時間の中で、仲間が集まって
相談したり、一緒に作業したりする活動を3週間積み上げてきました。
大人が会社で企画を立ち上げ、チームで商品を開発していくことと
近いことをしているとも言えますから、かなり高度なことです。

意見を言い合い、食い違いがあっても、それを何とか刷り合わせ、
「じゃあ、こうしよう」と合意点を見付け、一緒に作業をします。


2学級で一緒に集まって、お互いのグループの取り組みの様子や
頑張っているところを伝え合ったりすることもしてきました。
学級の枠を越えて友達と一緒に相談したり、作ったりする経験を通して
友達との関わり方、伝え方や聴き方が随分と変わってきたように感じます。


子どもたちの主体性を大事にしていきますが、もちろん、
子どもたちだけでできることと、できないことがあります。
先生たちも仲間に加わってアイデアを引き出したり、
ヒントを与えたり、子どもにはできない作業を手伝ったりしながら、
一緒に作っていきます。


先生たちは、子どもたちの意見の出し合いを見守りつつ、
必要なところを見極めて、橋渡しをしたり、視野を広げたりする
援助をしてきました。


先ほどの例えで言えば、立ち上げた企画が進んで形になり、
ようやくお披露目の機会を迎えたようなこの二日間でした。
保護者の皆さんとお話をする中で、子どもたちの心の育ちを
感じてくださっていることを実感することができ、とてもうれしく思います。


家庭の事情で休まなければならないとお母さんから聞いたときに、
「今日は仲間と一緒に〇〇を作ることになっているから、幼稚園に行く!」
と言った子がいたと聞いて、確かな育ちを感じ、とてもうれしく思いました。


今日は、保護者の皆さんに鑑賞していただきながら、子どもたちの
育ちについてたくさんお話をすることができ、とても充実した一日でした。

毎日元気に子どもたちが幼稚園に通って来てくれること・・・
保護者の皆さんが健康管理をしっかりしてくれていること・・・
安全に時間も守って送り迎えをしてくれていること・・・
今は、これらのことが当たり前にできる状況ではありません。

そんな状況の中、これらのことが土台としてできていたからこそ、
今回の作品展が無事に開催でき、充実した成果を得ることができました。
改めて保護者の皆さんのご協力に感謝します。本当にありがとうございました。


そして、子もたちの大きな成長をうれしく思うと同時に、
先生たちの頑張りと互いに支え合うチームワークを誇らしく思います。
みんなありがとう!本当にお疲れ様!!

こんな国があったらいいな「ミニチュアランド」その2

2020年10月24日 17時32分


お花のロケットは「11匹のねこ」の絵本のイメージから発想して、
たくさん花を育て、様々に関わってきた経験から、花のロケットになりました。
ロケットの先頭部分は幼稚園の竹で作り、その向こうには宇宙が見えますか?


ロケットに添乗できるのは1回2人までで、ちゃんと受付で確認して
案内してくれていました。


海賊船は、立派な舵を握って操縦できます。
望遠鏡もあって、島を探すこともできます。
帆を張って、窓にはカーテンもあり、中には宝箱も隠してあります。


船の周りの海には魚たちがたくさん泳いでいます。
船のこちら側にヤシの木が生えた島がありますが、
この島は絵本にあった島を作りたいと、みんなで作ったものです。


お菓子のお城は、「そうだったらいいのにな」の替え歌から生まれました。
こんなお城があったら何てすてきなことでしょう。
中にはちゃんとこびと用の椅子とテーブルもあるのです。


大きなぺろぺろキャンディーは、こびとの物干し竿にもなっているそうです。
屋根にはおいしそうなお菓子がいろいろと付いています。

年長のグループ製作「ミニチュアランド」その1

2020年10月24日 15時29分

今年は、残念ながら作品展に外部の皆さんをご招待できません。
例年ならば、ひよこ組(未就園児の会)に来てくれる皆さんも
ご招待するのですが、それができません。


今日は親子での鑑賞日でしたが、ここでは昨日の園児同士の
交流の場面をもう少し詳しくお知らせします。


今回の年長組のグループ製作は、みんなで読んだ絵本や
歌ってきた「そうだったらいいのにな」の歌をきっかけに
話し合いを始め、約3週間を掛けて作り上げてきたものです。


3週間の軌跡、それぞれのグループで相談したこと作業することを
共有するために書き留めたものはこんな一覧表になりました。


グループ分けをして、最初に設計図を書くことで仲間同士で
イメージの共有を図りました。


大きな犬の「ミスターブラウン」は、骨付きの肉を食べられる仕掛けが
おもしろく、年中児や年少児は大喜びでした。


犬小屋には、子犬がいて、食べたドッグフードがおしりから
ウンチとして出てくる仕掛けが大うけでした。


空飛ぶ汽車は、客席の屋根の部分は園庭の竹を使って幌のように
してあります。空を飛んでいる気分になれるように空色にしました。


車体は虹色にこだわり、火のついた石炭もくべて煙を吐いています。


こびとの観覧車は、一人ずつ作ったこびとをそれぞれに作った
模様が違うゴンドラに乗せて、観覧車がぐるぐると回ります。


「10cmより小さい人はのれません」という立て看板があるのは、
小さすぎるこびとがゴンドラから落ちてしまうと危ないからだそうです。
何てかわいい発想でしょう!

作品は各保育室にも

2020年10月23日 14時39分

今日の園児同士の鑑賞は、前日に年長児が年少児や年中児を
誘いに来てくれたものです。




さて、作品展は遊戯室だけではありません。
各保育室や廊下にも作品が飾ってあります。

年長組のミニチュアランドを見て興奮冷めやらぬ中、続いて年中と年少も
ペア学級同士でお互いの部屋を訪問し合って、作品を見合いました。

幼稚園で掘れたジャガイモのうち食べられない分を使って芋版にした
年少組の「私のせんたくもの」を年中児が見ています。


年中「このバスに乗っているのは?」
年少「私たちが作ったお弁当だよ」
年少児が作った弁当箱の中身はどんなかな?
ふたを開けるといろいろなごちそうが詰まっています。


廊下に出ると8~9月の暑い時期においしく作ったアイスクリームが
かわいらしく飾ってあります。どのアイスがおいしいかな?


そして年少児は、2階の年中組の部屋を案内してもらいました。
今年の年中組には、かわいいおばけがたくさんいます。


9月の誕生会で先生たちが見せたパネルシアターをきっかけに、
おばけのイメージで遊び始めました。
そのうちに、おばけの王様からときどき手紙が届くようになり・・・、
学年の誰もが分かる共通のイメージができたおかげで、
いろいろな友達との関わりが生まれています。
青南小学校からブラックライトをお借りして、光らせると
マンションに住んでいる「かぼちゃのおばけ」が暗闇に浮かび上がります。


その他にも、ご覧いただきたいものがたくさん展示してあります。
明日は、保護者鑑賞日です。先日お配りしたプリントなどを
再度ご確認いただき、お越しください。
来園する方は全員、検温や健康カードへの記入をお忘れなく、
ネームプレートもお忘れなく、どうぞよろしくお願いします。

待ちに待った作品展!

2020年10月23日 12時10分

今日は作品展、園児同士がお互いの作品を見合って交流する鑑賞の日でした。
遊戯室は、年長児が6~7人のグループで作った「ミニチュアランド」です。
朝から、年長児がペア学級の年少児、年中児を案内して、自分たちが
作ったこびとの国を案内しました。
ミニチュアランドの6つの作品は、年長2学級の混合グループで、
約3週間かけて、内容や作り方などを様々に相談して、協力して作り上げて
きたものです。
仲間と一緒に一つの目的に向かって、意見を出し合い、それをすり合わせ、
力を合わせて作っていくという、実は相当レベルの高いことに取り組んできました。


明日は、一度に来園してもらう人数を各家庭4名までに制限して
親子鑑賞日とします。
保護者の皆様には、先週配布したご案内、プログラムに加え、
昨日配布した学年だよりをご覧いただき、お越しいただきたいと思います。
特に年長の6つの共同作品の取り組みの様子などは、作品の横に
取り組みの様子を写真付きで貼り出しておきますので、どうぞお楽しみに・・・。

海賊船(舵が回せます、宝箱もあるし、島も作ったよ)


こびとの観覧車(小人たちがゴンドラに乗ります、身長制限10cm!?です)


お菓子のお城(おいしいお菓子がたくさん、おいしそうなお城)


空飛ぶ汽車(雲の上を走る立派な機関車)


大きな犬のミスターブラウン(かわいい子犬もいます)


お花のロケット(宇宙に行けるおしゃれなロケット)


今日は、年長のさくら組がペア学級の年少いちご組、年中のたんぽぽ組を
案内し、そのときは、年長のかえで組が店番をするという形で
みんなが交代でミニチュアランドを満喫しました。
一方、かえで組がペア学級の年少あんず組、年中すみれ組を案内するときは
年長さくら組が店番をするという流れで、それぞれ20分程度でしたが
とても関わりの内容の濃い、楽しくて充実した時間でした。

もちろん、窓を開け、全員マスクを付け、入れ替わりのたびに手指消毒をして
感染予防に十分配慮して行いました。

大人の働く姿はかっこいい

2020年10月20日 11時43分

先日、傷んだベンチの修理やピクチャーレールの設置をお願いしました。
砂場のところで使っていた木製ベンチは長く屋外で使っていたので、
一部が腐食して、グラグラして危険でした。
幼稚園では、毎月一回安全点検を行って、必要に応じて改善しています。
私(園長)や主事さんで対応できるところは、すぐに修理などをしますが、
今回は業者さんにお願いしました。


腐食が進み、ネジが錆びており、思った以上に大変な作業でしたが、
電動工具やノミなど様々な道具を巧みに使って、きれいに修理してくれました。


遡ること2週間ほど前、森のハウスから「ドゥルルルルル」という
声が聞こえました。何かな?と思って覗いてみると、年少児が
柱のボルトの部分に砂場の遊具をあてがって声を出しているのです。

おそらく、自宅かどこかで、電動ドライバーなどの工具で作業をする
大人の姿を見て、かっこいいと思ったに違いありません。


そして、下の砂場の遊具が電動工具に見えたのでしょう。
このような動きを「見立て」「つもりの動き」と言います。
「ドゥルルルルル」と、ネジを締めている効果音を出して
すっかり本物の工具を手にした気分で、本当に楽しそうです。


大人が何かを作ったり修理したりする姿は、ぜひ子どもたちに
見せたいものです。子どもの身の丈に合った動きは、このように
見立てやつもりの動きになって再現され、楽しいごっこ遊びに
つながっていくものなのです。
それにしても、この遊具を電動工具に見立てた子の柔軟な発想に、
あっぱれです!
子どもたちと過ごす日々は、楽しくて仕方ありません。

この日のメインは、絵などを飾るためのピクチャーレールの
設置工事でした。年長児の大きな「ひまわりの絵」などを
廊下の壁などにきれいに飾れるようになりました。


いろいろな遊びを楽しむことと並行して、作品展の準備を進めています。
今回は、金曜日には子どもたち同士で鑑賞し合い、土曜日には
感染予防のため、保護者の皆さんに限定して観覧いただきます。
詳しくは先日配布したプリントをご覧ください。どうぞお楽しみに・・・。

広い空にきれいな雲

2020年10月16日 20時01分

今週は、幼稚園公開・説明会があり、私(園長)から青南幼稚園の
様々な魅力をお伝えしたのですが、今回参加してくださった皆さんは、
今まで経験した説明会の中で、おそらく一番熱心にお話を聞いてくださいました。


子どもたちの育ちについてもお話ししましたが、保護者の皆さんが
つながることがいかに大事であるかを強くお伝えしたつもりです。
子育てはみんなで支え合うもので、幼稚園はその大事な出発点なのです。

園庭にご案内した際には、子どもの遊びや先生たちが指導する様子を見て、
その動きや表情、雰囲気がとてもいいですねと、おっしゃってくださいました。
様々な手入れをしている自然環境についても、表参道にこんな豊かな自然が
あるなんて驚きましたと、感激してくださっていました。

幼稚園で大事にしていることをよく理解していただけたことと
青南幼稚園の魅力を感じていただけたことを本当にうれしく思いました。
保育後、先生たちに伝えると、「励みになります」と、とても喜んでいました。
二日間お手伝いいただいた保護者のボランティアの皆さんにも感謝します。
本当にありがとうございました。

さて、きれいだった彼岸花も終わり、金木犀も花びらを散らして、
秋分から寒露へと季節が移ろっています。
小さなコラムは、少し前のきれいな空の様子や園庭で見かけたきれいな
チョウたち様子をご紹介します。

0210⑬寒露①初候(鴻雁来)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf