幼稚園ブログ

いよいよ新年度が始まります

2021年4月5日 15時47分

春休みもあと少しです。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?


3月末に、年少組の飼育ケースでサナギになっていたアゲハチョウが
きれいに羽化しました。元気に空に飛び立っていきました。


いろいろな工事もしてもらったのですが、森のハウスは、
屋根部分の腐食が進んでいた部分は外して、新しいものを
付けてもらいました。




今、フェンス工事の仕上げ工事とともに、園内では新年度の
準備を進めています。

入園式についての連絡も、すべて無事に済みました。
新入園児保護者の皆さん、お電話をいただき、ありがとうございました。

さて、先ほど、教育委員会から感染対策に関するお願いが
ツイッターや港区メール配信等周知されています。
念のため、こちらにもpdfデータにしたものを掲載しますので、
ご確認ください。

030405 区立幼稚園、小中学校の新年度の教育活動について.pdf

年長児がいなくなった幼稚園では

2021年3月30日 15時42分

今年も、年中・年少児は修了式に参加できませんでしたが、
担任たちは、それを補うためにいろいろと工夫しました。


写真をプリントアウトしてホワイトボートに貼っておくと
登園した子たちが興味津々で覗き込んでいました。


体育館では、こんな様子で練習をしていたのですが、
年中・年少児たちはその様子を見ることができません。


それ以前にも、年長児が体育館に練習に出掛ける姿は
見送っていました。
そこで、実際には見られない体育館での練習の様子を
動画で撮影したものを大型テレビで見る機会をもつなどして
憧れの気持ちを高めていきました。


修了式の日にスクリーンで流したのは、この動画バージョンです。
園庭にみんなが集まってお祝いのことばと歌を録画しました。


そして、先日のブログでもお知らせしたとおり、修了式の後、
年中、年少児たちはそれぞれ、一つ上の学年の部屋に出掛けて、
進級への期待を高めていきました。


4月から過ごすであろう保育室で弁当を食べると
何だかもう、一つお兄さん、お姉さんになった気分です。


年中組には、年長児たちから、お別れ会のお礼やウサギやカメの
世話のことなど、ありがとうやよろしくねのメッセージが届いていました。


22日には、学年ごとに終業式を行いました。
園長の私から、各学級の担任に手作りの修了証書を渡し、
その後、各学級で担任から子どもたちに手渡しました。

さて、昨年の4月から発行を始めた、小さなコラムが
季節をひと巡りして、その72となりました。

一年間、ご愛読いただいた皆様、そして楽しい話題を
たくさん提供してくれた子どもたち、保護者の皆さん、
先生たち、青南の自然に深く感謝します。
本当にありがとうございました。

0303㉔春分③末候(雷乃発声)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf


桜と楓が鮮やかに咲き誇っています

2021年3月27日 15時21分

今は二十四節気では春分、その次候の「桜始開」です。
ちなみに、二十四節気の気と七十二候の候で「気候」なのだそうです。


桜の花がいつ咲くのかを気にし始めた頃、砂場の上辺りに
定点観察をしやすい枝を見付けました。
3月9日(火)には、つぼみは膨らみ始めているようですが、
まだ緑で固い感じがします。


それが、3月16日(火)には花が開こうとしています。
この前日にはすでに他の枝で10輪ほど開花しており、
幼稚園としては開花宣言をしました。


修了式の前日、3月17日(水)には、この枝でも花が開きました。


3月19日(金)、修了式の翌日にはこの枝も3分咲き。


3階のテラスから見下ろすと、楓と桜がこんなにきれいです。


3月22日(月)、週が明けると、桜の木の下の方は
ほとんどの枝で咲き切っていて、全体で五分咲きというところです。


定点観測の枝は、すでにほとんど満開に近い様子です。


23日(火)
その枝の下でござを敷いて、遊び始めようとしています。


24日(水)、終業式の日、この枝はもちろん、この桜の木
全体が満開宣言です。


3月25日(木)
すべり台側から楓と桜を見るとこんな様子です。


3月25日(木)には、しっかりと開き切って、早くも少しずつ
花びらが落ち始めて、花の間に緑の葉も見え始めていました。


3月26日(金)には、風が吹くと花びらが舞って、美しい
花吹雪でした。早くも地面に花びらが舞い散っています。

楓と桜が鮮やかな色のハーモニーを奏でてくれています。
青南幼稚園の園庭が一番華やかに着飾っている季節と
言えるかもしれません。

小さなコラムその71は、春分の次候の「桜始開」です。

0303㉔春分②次候(桜始開)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

修了式の後の幼稚園では

2021年3月26日 19時14分

修了式の翌日は、いつもより早く子どもたちが登園し終わり、
そうか、年長児は来ないのか・・・と改めて実感しました。

送り迎えの際に、修了式に参加できなかった年中、年少組の
子どもたちや保護者の皆さんにも修了式の様子をお知らせしました。


大きな写真をパネルに貼って、職員室前に置きました。


いただいた祝電の掲示板もそのまま置いてご覧いただきました。


園庭では咲き始めたチューリップに水をやる子や


先生と一緒にフープで遊んだり、


保育室でも友達と穏やかな時間を過ごしていました。


お昼の時間に、2階に行ってみると、年中組の部屋に誰もいません。
これは?と思って隣の年長かえで組の部屋を覗いてみると・・・、
そうです。年中児たちがお弁当を食べていたのでした。


隣の年長さくら組では、年中すみれ組の子たちがうれしそうに
弁当を食べていました。


そして、しばらくすると、今度は年中の部屋で年少児が
お弁当を食べていました。

それぞれに、一つ上の学年の部屋に遊びに行って、探検し、
そこでお弁当を食べたいねと話しが出て、いいよと言ってもらい
ちょっとお兄さんお姉さん気分を味わったというわけです。
憧れの存在にちょっと近付いた気分でしょうか。

心の根っこが育つ青南幼稚園

2021年3月24日 19時26分




また週末に雨が降り、さらに温かな陽気に、22日には
一気に花が開きました。


23日にはさらに一段と咲き進みました。


24日、今日はもう満開です。

ところで、今年は最後の保護者会や学級懇談会ができませんでした。
それに代えて、学級だよりで幼稚園からの思いを伝え、
保護者の皆さんからは幼稚園生活を振り返ってのメッセージを
いただき、さらにそれに学級だよりでお応えするという形での
紙面開催となりました。


保護者の皆さんからいただいたメッセージは、とてもうれしい
ものでした。
私たちは教師として幼児期の教育の大切さをお伝えし続けています。
しかし、今回、保護者の皆さんからのメッセージは
幼稚園に3年間子どもを通わせた親としての実感がこもっていました。


子育てに悩みや不安もあったけれど、青南幼稚園に通ったからこそ
子どもも親もすてきな時間を共有できたという感謝の言葉に
あふれていたのです。そのほんの一部をまとめましたのでご紹介します。

これから幼稚園に入ろうとする方、どの幼稚園に通おうか迷っている方に
ぜひ読んでいただけたらうれしいです。

保護者から見た青南幼稚園の魅力.pdf


修了おめでとう!

2021年3月24日 18時06分

青南幼稚園の園庭には大きな桜の木があります。
11月に他の木々と一緒に業者による剪定をしてもらい、
枯れた枝を落としてもらい、春の開花を楽しみにしていました。


花の様子がよくわかる枝を見付け、定点観測してみました。
9日にはまだ緑色のつぼみです。


11日にはつぼみが少しふくらんだように見えます。


週末に雨が降り、15日には数輪の花が開きました。
この枝は16日にはピンクの花が見え始めました。


幼稚園で一緒に遊べるのがあとわずかとなったこの日、
年長児が始めたドッジボールに年中児が混ざっていました。


先生たちが、何やらうれしそうに話しているので、聞いてみると
年中の子にボールが当たらないように、手をつないで守ったり、
SPのようにかばったりする様子が何とも優しくて・・・
微笑ましいその姿に先生たちみんなが幸せを感じていました。


かえでの木の前では、いつもオリジナルソングを作って
歌って聞かせてくれる年長児がケースでステージを作って
年少児に歌を歌って聞かせていました。
先生や主事さんをお客さんに呼び込んでのコンサートです。


そのうち、こんな楽しいことは年少さんにもやらせてあげようと
思ったのでしょう、ステージに年少児を立たせて、
自分たちがお客さんになって手拍子で歌を歌うのを楽しんでいました。


そんな子どもたちの楽しそうな様子を見ていると、
きっと桜の花もじっとしていられないのでしょう、
修了式前日の17日には花が開き始めました。

そして、18日(木)穏やかな陽気の中、修了式を迎えました。
今年も昨年に引き続き、青南小学校の体育館をお借りしました。
事前の練習や会場の準備、当日も式の進行のために、
青南小学校の皆さんにはいろいろとご配慮いただきました。
本当にありがとうございました。


広い小学校の体育館で、全員そろって挙行することができました。


修了証書をもらう姿はどの子も凛々しくて、晴れやかでした。


もらった証書は、お家の人にありがとうの言葉を添えて
手渡します。ごく自然にやさしい拍手が起こりました。


残念ながら参加できない年中、年少のみんなからは、
スクリーンから「お祝いのことばと歌」が届きました。


その後、ひな壇に移動して「お別れのことばと歌」を
お家の人たちに向けて堂々と披露しました。


袴姿の二人の担任は、この2年間、ずっとこの子たちに
「失敗を恐れずに、やってみよう」という姿勢が大事だと
伝え続け、一緒にそれを実践してきました。


歌が大好きでとても上手な43人の子どもたちでした。
先生たちの熱く優しい思いをしっかりと受け止めて、
大きく立派に育ち、歌や言葉も立派にやり遂げました。


園庭に戻ってくると、年中、年少の保護者の皆さんが作って
くれたアーチや風船の飾りで、お見送りとなりました。


かえでの木は記念写真の撮影スポットになりました。


今年もお客様には来ていただけませんでしたが、その分、
去年以上に祝電やメッセージ、お花をたくさんいただきました。
青南幼稚園が、たくさんの方たちに見守られていることの
証だと思います。本当にありがとうございます。

小学校に行けば知らないことや分からないことが必ずあります。
それは当たり前で誰でもあることだから、恥ずかしがることなく
教えてくださいと聞くことが大事だと、式の中で話しました。

そして、ありがとうと感謝する心を忘れないで、とも話しました。

青南幼稚園で「心の根っこ」がしっかりと伸びた43人です。
これからさらに大きな木に育ち、いつかきっと「心のふるさと」
青南幼稚園に顔を出してくれることでしょう。
その日を楽しみに待っています。

小さなコラムはその70です。二十四節気は春分になりました。

0303㉔春分①初候(雀始巣)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

新しい交流と受け継がれる心

2021年3月24日 15時35分


今年度の小学校とは直接的な関わりはできませんでしたが、
間接的な交流・連携を小学校の先生とも協力しながら工夫することができ、
コロナ禍での新しい交流の糸口を見付けられたように思います。


小学校への質問は写真のような感じに書いたものを学校にお届けしました。


幼稚園の子どもたちからの質問に、一年生は四角い付箋紙に
それぞれ考えた答えを書いてくれて、それを一枚の画用紙に
貼り付けることでノートのような形で返事が返ってきました。
とてもいいアイデアです。


このようなやりとりがあったことがきっかけになって、
年長児は小学校への期待がどんどん高まっていき、
ごく自然に学校ごっこが始まりました。
ランドセルを作り、黄色い帽子を作り、得意そうに職員室に
見せに来てくれました。


一方で、年中児たちは年長児から教えてもらった靴箱の掃除や
ウサギやカメの世話を喜んでするようになっていました。


年長児に教えてもらったことをよく覚えており、
先生と一緒に一生懸命きれいにしてくれていました。


年長児が「上手にできたね、まるだよ」と褒めてくれて、うれしそうです。
年中児はこのところ、いろいろな人に「お兄さん、お姉さんになったね」と
声を掛けられて、とても自信を付けてきているのが分かります。


お別れ会の際には、プレゼントでキーホルダーを作る際に
ペアの年長児のところに行き、好きな色や形を聞いていました。


紙粘土に絵の具を練り込んで、きれいな色の丸やハートの形の
土台を作り、そこにビーズやスパンコールを飾って
すてきなキーホルダーを作りました。


かわいい袋に入れて、お別れ会の準備もだんだん進んでいきました。


年長児には内緒で遊戯室をみんなで切り紙の花で飾り付けました。


お別れ会の準備や司会は、このように年中児が主体的に取り組み、
お世話になった年長児に喜んでもらえたことが大きな自信になりました。


戸外では、土工場を作ってくれた年長児と一緒に
たくさんの実りをくれた柿の根元にお礼の肥料を施す作業をしました。


このお礼肥も、年長児が作業をして途中になっていたところを
後日、年中児が引き継いで一緒に肥料を施すことができました。


ブドウが好きな子がたくさんいる年中組の子たちに、
私からも一緒にお礼肥を施そうと声を掛けていたのですが、
この日は柿の作業に続けて、ブドウの木の根元の土を柔らかくほぐして、
「秋にまたおいしいブドウが採れますように」と声を掛けながら
お礼肥を施すことができました。


年長児の修了記念は、きれいな木の名札です。
先日、全学年でみんなが園庭にいる場面で木に付けていきました。

青南小学校、青山中学校との交流

2021年3月24日 09時57分

季節は春、生き物や草花からの息吹を感じる今日この頃です。


3月15日は、七十二候の「菜虫化蝶」だったのですが、
まさにその日の朝、いちご組の飼育ケースの中で冬を越した
さなぎから、アゲハチョウが羽化していました。


園庭のプランターでは、年少児が育てていた小松菜が伸びて、
菜の花を咲かせて、春を謳歌し始めています。

ところで、今年度は青南小学校や青山中学校との交流を
今まで通りにはできませんでした。


それでもいろいろ工夫して、この日は小学校の様子を撮影した
写真や1年生の授業の動画を大型テレビで見ました。
みんな食い入るように見て、小学校への期待を膨らませ、
聞きたいこともたくさん出ました。


そんな質問をまとめて、1年生の先生にお届けしました。
すると、数日すると1年生からの質問への返事や答えが
ノートのような形になって届きました。


担任の先生によれば、児童一人一人が付箋紙に書いて、
それを画用紙に貼るというアイデアは児童が考えたそうです。
グッドアイデアですね。


そんなやり取りをする中で、小学校への期待が高まった子どもたちは
小学校ごっこを始めました。


赤いネクタイを締めて眼鏡をかけた校長先生が、
黄色い帽子をかぶってランドセルを背負った子どもたちに
話をしています。
小学校への熱い思いが、この遊びの原動力です。

お互いにいろいろと工夫をして、間接的ではありますが、
交流を進めたことで、こんな楽しい姿が生まれました。


青山中学校の生徒たちとの交流もできませんでしたが、
その代わりに、折り紙のコマなどを作ったから遊んでみてねと、
校長先生と生徒会長さんがわざわざ届けに来てくれました。
サポート保育にいた子たちに幼稚園を代表して受け取ってもらいました。


翌日、年長児に中学生からのスペシャルプレゼントを手渡すと
その後、年長児たちは、お礼のメッセージを作りました。


このメッセージは、私が中学校にお届けしました。


保護者の皆さんにも、これらの交流の様子を見ていただけるように
朝や帰りに掲示板で紹介させていただいていました。

小さなコラムその69でも紹介しましたので、ご覧いただければ幸いです。

0303㉓啓蟄③末候(菜虫化蝶)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

たくさんの花たちが笑う春

2021年3月22日 19時11分

先週、小学校の体育館で無事に修了式を終えることができましたが、
その日まで、3学年の子どもたちはいろいろな形で関わりをもち、
心が豊かに育ちました。


まだ、修了式の練習を年長組が遊戯室でしていたとき、
ちょうど園庭で遊んでいた年中児が、その歌声に誘われるように、
その様子を覗き込みました。


歌の上手な年長の様子を窓越しに見ながら、どうやら年長さんは
修了式というとても大事な式の練習をしているようだと知ったようです。

園庭では、子どもたちの巣立ちを祝うかのように、あちこちで
きれいな花が咲き誇っていました。


築山のフェンス際のアンズは、今年はたくさん花を付けてくれました。
4年前は5㎏以上のアンズを収穫できたので、今年はそれ以来の収穫を
期待しています。


園庭の真ん中のシンボルツリー、楓の木も芽吹き始めた
赤い小さな花と萌黄色(もえぎいろ)の若葉がきれいです。


菜の花も黄色い花を咲かせ、鼻を近付けると濃い香りがして、
春を実感させられます。


園庭の奥、わくわく池の左奥に桃の木があります。今年は
特にきれいな桃色の花をたくさん咲かせてくれました。

小さなコラムその68は、
啓蟄の次候「桃始笑(ももはじめてさく)」です。

0303㉓啓蟄②次候(桃始笑)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

お互いを思う心が詰まったパーティー

2021年3月15日 19時06分

今日はとても暖かく、幼稚園の桜も1~2輪、花びらが開き始めました。


3月になって適度に雨も降ったことで、園庭では子どもたちがあちこちで
いろいろな春を見付けています。


わくわく池にアズマヒキガエルたちがやってきたのも、
啓蟄よりも半月も早く2月中旬で、しばらくすると卵を産んで、
3月になるとオタマジャクシになり始めています。

そんな中、先週、子どもたち同士のお別れ会がありました。
密を避けるために、今年は2回に分けて、縦割りのペア学級ごとに
遊戯室でのお別れパーティーとしました。


年長児は、年中児からもらった招待状を持ってうれしそうです。


この後、年中児が会場準備した遊戯室にエスコートしてもらいました。


司会は、もちろん年中児です。誕生会で年長児から教えてもらった
ことをよく覚えていてとても立派にできました。


年中児からのプレゼントは紙粘土で作ったキーホルダーです。
好きな色や形を事前に聞いて、好みに合わせて作った
世界に一つだけのプレゼントです。


年少児からのプレゼントは、ストローで作ったかわいい
ネックレスでした。どの子もうれしそうです。


年長児は、修了の記念に、園庭の木のネームプレートを
リニューアルしてくれました。


プレゼントをもらった後、実は自分たちからもみんなに
プレゼントがあるんだよと、ジャジャーンと見せてくれました。


プレゼント交換と歌だけのシンプルで短いパーティーでしたが、
お互いに心が温かくなるすてきな時間を過ごすことができました。

0303㉓啓蟄①初候(蟄虫啓戸)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

春を探しに出掛けよう

2021年3月8日 17時03分

私は、誕生会にいつも玉手箱を持って行きます。
その中には、園内で見付けた季節の花や草など、子どもたちにも
関心をもってもらいたい自然物を入れていきます。


1月の玉手箱では、園庭の桜とコブシの枝を紹介しました。
そのときは、桜の冬芽として紹介したのですが、約一か月後の
2月24日の誕生会の際には、つぼみが少し膨らみ始めていました。
そして、3月1日の3月の誕生会の日にもう一度みんなに見せたときには、
何と3輪も咲いていたのです。すごい生命力に驚かされました。


玉手箱を見せると、誕生会の後、それを探しに行く子が必ずいます。
誕生会ではなくても、春を探しに行き、、フキノトウを見付けたり、
花のつぼみを見付けたりすることが楽しくて仕方ない子たちがいます。
この日は、「園長先生、ハッピーニュースです。いちごの花が
咲いていました」と、教えに来てくれました。


昨年、プランターにいちごの苗を植えていたのですが、この子たちは
そこに花が咲いているのを見付けて教えてくれたのです。


砂場の上の築山には、梅があり、この春一番最初に咲き始めていました。


沈丁花も2月後半から花を咲かせ、いい香りを漂わせ始めていました。


裏庭の桃も、今年は特にきれいなピンク色で花を咲かせています。


3月の誕生会の日には、ひと枝手折って、子どもたちに紹介しました。
花屋さんで買ってきたものに負けないくらい、きれいな桃の花です。


3月3日のひな祭り子ども会は、学年ごとに分散して行いました。
年少組は、先生が演じてくれたパネルシアターを初めて
学年で一緒に見ました。


年少組のお雛様は、折り紙ですがそれほど難しくない工程で
かわいい壁掛け型の個性豊かなお雛様ができました。


年中組は、紙管に千代紙を巻いたり、ジャバラ折りで屏風を作ったり
する経験をし、かわいい立体のお雛様ができました。


年長組は、一年間誕生会のプレゼントづくりで様々な折り紙を
経験してきた集大成として、折り紙のお雛様を作りました。
学級全体で先生から折り方を教わりますが、好きな遊びの中でも
折り方の見本をながら、自分のペースで作ることができました。


この製作がとても気に入って、凝りに凝って作っていたこの子は、
3日の時点で4段目の途中までだったのですが、一旦持ち帰って
家で続きを作って翌日5段飾りの完成版をわざわざ持って来てくれました。


これは、ひな祭り子ども会に飾った花で、幼稚園に咲いていた花では
ありませんが、いよいよ春がやってきた感じです。
弥生の「弥」は、まさに「いよいよ、ますます」という意味だそうです。
小さなコラムその66は、雨水の末候「草木萌動」です。

0302㉒雨水③末候(草木萌動)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

心を引き継ぐ

2021年3月8日 11時26分

今日は久しぶりの雨です。
幼稚園での生活も残り2週間余りとなりました。

ここでは、少し前のことになりますが、誕生会の司会の引き継ぎなど、
特に年長児と年中児の関わりの様子についてお知らせします。


1月の誕生会の前に、年中児たちは、そろそろ年長児が小学校に
行ってしまうことに気付いたようです。
今年は、年長と年中がペアの2学級でずっと誕生会をしてきたので、
司会を自分たちがすることになるのでは?と考えて、司会の仕方を
教えてくださいと、ペアの年長組にお願いに行きました。


優しい年長組は、「じゃあ明日教えてあげるね」と応じてくれました。
そして、翌日は年長組の部屋でいつものペアの2~3組で、司会の
言葉を教えたり、ひな壇に登ってお辞儀をするところを一緒に
やって見せてくれたりしました。


ひな壇に登ってお辞儀をするんだよ、と年長児がお手本を見せてくれると
その堂々とした姿に思わず拍手してしまう年中児です。


いろいろと教えてもらい、しばらく一緒に練習した後に、
ちょっとお互いに見合ってみることにしました。
初めてのことで、とても緊張していた年中児の姿が印象的でした。


でも、翌日の誕生会では、年長児が一緒に横にいてくれたお陰で
安心して司会の言葉を言うことができていました。


お辞儀のタイミングも教師が声を掛けるのではなく、子どもたち同士で
小さな声で促したり、隣の動きを見て動いたりという阿吽の呼吸での
司会ができていて、すてきでした。


この日のお楽しみは、修了対策委員会から寄贈していただいた
大型絵本を初披露し、読み聞かせをしてもらいました。


その後、生活発表会があり、かっこいい劇を見せてもらって
憧れの気持ちが高まって、終わった後には年長組の劇の大道具や
衣装を借してもらって大喜びの年中児でした。


生活の中で、うさぎの世話や靴箱の掃除など年長児が当番活動と
してやっていることに興味を示して、教えてもらう姿も
日常的に増えていきました。


そして、2月の誕生会では、年中児だけで司会をやり遂げたのです。
自席で見ていた年長児の中には、「上手に司会の言葉が言えるかどうか
心配でドキドキした」と言っていた子もいました。


たまたま年中組は欠席者が多い日で、たった一人で司会をする
ことになった子もいたのですが、とても立派にできていました。

司会の引き継ぎを通して、私たちが大事にしている子どもたちの主体性や
友達と心を合わせることなど、様々な心も一緒に引き継がれている
ことをうれしく思います。

小さなコラムその65に一連の様子をまとめましたので、
お読みいただけたらうれしいです。

0302㉒雨水②次候(霞始靆)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

余韻の中での交流

2021年3月3日 18時06分

今日は3月3日、ひな祭りですが、3月の様子は改めてお知らせします。

2月の生活発表会は劇を披露しましたが、その練習の過程で
お互いの様子をよく見合っていました。
会が終わった後には、余韻を楽しみながらいろいろな交流の姿がありました。


年長の劇の衣装や大道具は、年中児にとっては憧れの存在です。
翌週には、遊戯室に行って、年長児に衣装を借りてやってみたい
気持ちがいっぱいでした。優しく着せてあげる姿がありました。


11匹のねこのローラーは年中だけでなく、誰でもが使ってみたい
と思っていた大道具です。実際に引いてみるとそれほど重くなくて、
年長児が重そうに演じていたことが実感できたのではないでしょうか。


年長児の2学級が、翌週、お互いの劇を一緒に楽しんだのも驚きでした。
私は、子どもたちに作ってもらったお面を被って、やっと一緒に
ダンスを踊ることができました。


このお面は、年長児が作ってくれたものですが、
牛乳パックを開いてベルト状にしたものと十字に開いたものを
合体して被る形で、年長児はずっと以前から遊びで作っていたので、
ささっと作ってくれたのです。ありがとう!

生活発表会後の様子を小さなコラムにまとめましたので、
ご覧いただければ幸いです。

0302㉒雨水①初候(土脉潤起)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

生活発表会で感じた育ち

2021年2月24日 11時47分

生活発表会は劇を披露する会でしたが、その前後の姿から
子どもたちの育ちを感じることができました。


土曜日の生活発表会の日、劇は学級ごとに時差をつけたので、
出番を終えた子たちは、後から出番に向かう子たちに向けて
部屋から顔を出して、「頑張ってね!」とエールを送っていました。


直前に終わったかえで組は、これから本番に向かうさくら組の子たちに
手を振って「頑張ってね!」と声を掛けていました。

劇が終わったとき、子どもたちはもちろんですが、特に担任たちは、
それまでのいろいろなことを乗り越えた達成感に包まれました。
廊下に出た瞬間、子どもたちに向けて「やったね!みんな100点満点!!」
と喜びを爆発させ、子どもたちと共有した先生もいました。


さくら組は、部屋に戻ってから、今日頑張ろうと思っためあてが
達成できたかどうか振り返っていました。一人一人のめあてが
達成できたらハートに色を塗り、それが全部塗り終えると大きな
ハートになるという分かりやすい仕掛けでした。


そこに、年少の頃からずっと見守ってくれている先生が様子を
見に来てくれたので、子どもたちに向けて話をしてもらいました。
この子たちの小さかった頃のことをよく知っている先生ですから、
特に劇づくりの過程や練習も含めて、堂々と演じ切り、
自信をもって生活している姿に大きな成長を感じたとを
うれしそうに話してくれました。
改めて、いろいろな人に支えてもらっていることに感謝します。

0302㉑立春③末候(魚上氷)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

練習して少しずつ上達する

2021年2月22日 16時24分

立春の次候は、黄鶯睍睆(うぐいすなく)です。
ちょうど生活発表会をしていた頃の季節です。


劇づくりは、総合的な指導なので、題材選びから音楽や大道具や
身に付けるものに至るまで、先生たちはずいぶん前から思いを巡らし
種をまき、子どもたちの反応を見ながら、表現遊びを膨らませていきました。


子どもたち同士も、異学年のペア学級同士で見合って、子どもからも
先生からもいいところや改善点などを知らせ合いながら、少しずつ
改善や修正をしていき、劇を仕上げていきました。


演じている人たちは楽しいかもしれないけれど、見ている人に
伝わるようにするには、工夫が必要となることもたくさんあります。
おもしろいけれど、制限時間に収まらないからと、劇づくりの過程で
削ったところもたくさんあります。


衣装やお面があることで、役になったつもりの動きが表現しやすくなります。
実際に作るのは子どもたちですが、子どもが自分で作れるようにするために、
子どもが帰った後に、先生たちは実にいろいろな準備をしています。
この日は、年長の衣装の下準備を年中の先生が手伝っていました。
チームワークのよさは青南幼稚園の今年の強みです。


担任だけではなく、私も含めて職員室の職員たちにもお呼びが掛かり
練習の様子を見せてもらうことが何度もありました。
例えば、この衣装のことも、主任などからのアドバイスを受けて、
役ごとに色分けし、さらにそれぞれ特徴的な小物を身に付けたことで、
見ていてもとても分かりやすくなりました。


森のはなまる温泉にのれんをつけようと思った先生は、
そのことを職員室で他の先生たちに相談して、色や素材や
劇ので中での使い方など、いろいろなアドバイスをもらい、
不織布ですてきなのれんを作りました。


でき上がったのれんを翌朝、部屋の入口にかけておいたところ、
朝、ちょっと機嫌が悪かくて足取りが重かった子が、そののれんを
見たとたんに、にっこりと表情が変わっていき、
目がキラキラと輝いていきました。
これこそ環境による教育であると、担任も納得した姿でした。


若い先生たちは、たくさんの悩みを抱えつつ、仲間や先輩の
アドバイスや応援を受けて、試行錯誤を繰り返し、子どもたちと
共に劇づくりをする過程を乗り越え、おもしろがっていました。

小さなコラムその62は、立春の次候「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」です。
ウグイスの鳴き声は「ホーホケキョ」ですが、最初から上手に
鳴けるわけではなく、学習して少しずつ上達していくそうです。

今回の生活発表会では、子どもたちは、表現する喜びや友達と
一緒にやり遂げる達成感を味わったはずですが、先生たちも
たくさんの努力を積み重ね、大きく成長することができました。

0302㉑立春②次候(黄鶯睍睆)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf