小さなコラム 夏 立夏
2021年5月21日 19時20分季節の移ろいは本当に早く、あっという間に5月も中旬を過ぎました。
ちょっとさかのぼって、立夏の半月を振り返り、去年の今頃と比べてみましょう。
立夏の初候は蛙始鳴です。
0205③立夏①初候(蛙始鳴)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf
青南幼稚園のわくわく池は生き物のオアシスです。今年も、子どもたちがいろいろな発見をしています。
まだオタマジャクシもいます。足や手が出てきたものもいますが、カエルは見かけないと思っていたら、どうやら池の周囲の草などに隠れているようです。誰もいなくなるとそうっと出てきて、気配を感じるとさっと隠れてしまいます。
ヤゴもたくさんいて、いろいろな種類のヤゴを発見しています。
0205③立夏②次候(蚯蚓出)みちくさ いたずら こどものじかん.docx.pdf
立夏の次候は蚯蚓出です。
畑の茎ブロッコリーを抜いて、次の野菜のために畑を耕しました。
こんなときには、幼虫やミミズを見付けることが多くあり、虫好きな子たちは大喜びです。
年長児は去年の年長児がやっていた、土工場のマシーンを使って土をふるいにかけました。二人組で動かすので思わず「はい、はい!はい、はい!」と自然に掛け声が出てきて、動きを揃えようとするのがとても興味深く、おもしろい姿でした。
隣にいた子が「はいはいって、赤ちゃんじゃん」と笑っていたのも、また子どもらしい受け止めで、おもしろくて笑ってしまいました。
昨年度末に作った土工場も周りのフキがどんどん広がって、隠れてしまうくらいです。
フキの葉っぱの上をカタツムリが散歩中でした。
0205③立夏③末候(竹笋生)みちくさ いたずら こどものじかん.docx.pdf
立夏の末候は「竹笋生」です。
昨年のこの号でぶぅちゃんと背比べをして紹介した2本の竹があります。
切らずに残して1年たちますが、通路の真ん中で、時々子どもたちに揺さぶられていますが、しなやかにかわして、元気です。
去年、この竹の葉っぱ:笹をいろいろな形で遊びに使えることを紹介し、子どもたちも使って遊ぶことが増えました。私は腰の剪定ばさみで切りますが、子どもたちはたくましく手でむしり取っています。
子どもの手の届く高さの葉っぱがすっかりなくなっているのが、その証拠です。ちょっとおもしろい去年との大きな違いです。
竹の近くでは、「虫見付けた」「いちご(ヘビイチゴですが)があった」など、子どもたちの興味は尽きません。
私も見付けました。さて、笹の葉っぱについているこの生き物はなんでしょう?