幼稚園ブログ

小さな命との出合いから

2020年9月29日 17時25分

昨日、砂場の近くで子どもたちがアゲハチョウの幼虫を発見しました。
でも、すでに動きが止まってさなぎになろうとしている途中でした。


ミカンの木からはずいぶん離れている場所だったので、
なぜここにいるの?という驚きがありました。


最初に見付けたのは年少児でしたから、こんな小さな幼虫を
よく見付けたね、ということも驚きでした。


しばらくすると、年長児がやって来て、チョウになってから
住めるようにと、楽しそうにイメージを膨らませながら、
滑り台付きの家を作っていきました。


私は、知らない子が間違えてさなぎに触ってしまわないように、
竹のシールドを作ってあげました。
最後には外壁もできて、立派な家が完成していました。
生き物との出合いと、これまで何度も羽化の様子も見てきた経験と
優しい気持ちから生まれた、微笑ましい遊びの様子でした。


今日見てみると、幼虫の様子は昨日とはすっかり変わっていました。
さなぎになる途中ですが、元気がない様子でちょっと心配です。
チョウになれるかどうか、もう少し見守りたいと思います。