おいしいぶどうから得られるものは・・・
2020年11月2日 13時22分青南幼稚園の園庭には、実の成る木がたくさんあります。
その中でも、ぶどうは十数年前に保護者の方からいただいた苗が
フェンスに沿って枝を伸ばし、ここ数年は毎年たくさんの実りを
私たちに届けてくれています。
今年も10月中旬に収穫して、一人一粒ずつではありましたが、
おいしくいただくことができました。
ずっと生長を楽しみにしてきた子どもたちにとっては、特別な味、
忘れられない思い出の味となったことでしょう。
これも、当たり前に手に入るものではなく、折に触れて手入れを
してきたからこそ味わうことができる実りです。
そのことを考えると、改めて秋の実りに感謝の気持ちをもち、
一粒を大事に味わう姿はうれしい限りです。
どの学級でも、一粒を大事そうに食べている姿が印象的でした。
収穫物はみんなで分け合うということを学ぶ機会であることを
先生たちが心得ているからこそ、採れたぶどうを見せに行ったり、
お礼を言いに行ったりする姿が自然と見られたこともうれしいことでした。
幼稚園での自然との関わりは、植物や生き物への興味・関心だけでなく、
人としての構えなどを体験から学ぶ、とても大切な機会でもあるのです。
収穫の仕上げをした際に切り取ったぶどうのつるで、リースを作りました。
つるを見るとリースを作る習性が身に付いてしまっています。
0210⑭霜降①初候(霜始降)みちくさ いたずら こどものじかん.docx.pdf