幼稚園ブログ

青南小学校、青山中学校との交流

2021年3月24日 09時57分

季節は春、生き物や草花からの息吹を感じる今日この頃です。


3月15日は、七十二候の「菜虫化蝶」だったのですが、
まさにその日の朝、いちご組の飼育ケースの中で冬を越した
さなぎから、アゲハチョウが羽化していました。


園庭のプランターでは、年少児が育てていた小松菜が伸びて、
菜の花を咲かせて、春を謳歌し始めています。

ところで、今年度は青南小学校や青山中学校との交流を
今まで通りにはできませんでした。


それでもいろいろ工夫して、この日は小学校の様子を撮影した
写真や1年生の授業の動画を大型テレビで見ました。
みんな食い入るように見て、小学校への期待を膨らませ、
聞きたいこともたくさん出ました。


そんな質問をまとめて、1年生の先生にお届けしました。
すると、数日すると1年生からの質問への返事や答えが
ノートのような形になって届きました。


担任の先生によれば、児童一人一人が付箋紙に書いて、
それを画用紙に貼るというアイデアは児童が考えたそうです。
グッドアイデアですね。


そんなやり取りをする中で、小学校への期待が高まった子どもたちは
小学校ごっこを始めました。


赤いネクタイを締めて眼鏡をかけた校長先生が、
黄色い帽子をかぶってランドセルを背負った子どもたちに
話をしています。
小学校への熱い思いが、この遊びの原動力です。

お互いにいろいろと工夫をして、間接的ではありますが、
交流を進めたことで、こんな楽しい姿が生まれました。


青山中学校の生徒たちとの交流もできませんでしたが、
その代わりに、折り紙のコマなどを作ったから遊んでみてねと、
校長先生と生徒会長さんがわざわざ届けに来てくれました。
サポート保育にいた子たちに幼稚園を代表して受け取ってもらいました。


翌日、年長児に中学生からのスペシャルプレゼントを手渡すと
その後、年長児たちは、お礼のメッセージを作りました。


このメッセージは、私が中学校にお届けしました。


保護者の皆さんにも、これらの交流の様子を見ていただけるように
朝や帰りに掲示板で紹介させていただいていました。

小さなコラムその69でも紹介しましたので、ご覧いただければ幸いです。

0303㉓啓蟄③末候(菜虫化蝶)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf