幼稚園ブログ

今日はうれしい音楽会!

2021年12月16日 12時29分

【12月16日更新】
今日は、学年・学級毎に開催する音楽会でした。


去年作ったリースをリニューアルしてもらい、遊戯室の入口に飾って保護者の皆さんを迎えて音楽会が始まります。


登園して、まず最初は年少組です。今年はとてもきれいに色付いているカエデを見ながら、保護者の皆さんには少しお待ちいただきました。一家庭二人までという制限付きではありましたが、直接子どもたちの様子を見てもらう機会がもてるようになったことは本当に感無量です。


参観いただく際のお願いについての説明もしっかりと聞いていただきました。スマホなどでの撮影も可能ですが、終わった後にぜひ温かい拍手を送ってほしいことをお願いしました。


親子共に居場所が分かって安心できるように、手を振ってお互いに見えるかどうかを確認する時間をとりました。このひとときがあることで少し緊張もほぐれます。


「3匹のこぶた」の手遊び歌は、普段の生活の中でも楽しんでいる歌で、それがきっかけになってオオカミとこぶたの鬼ごっこにもつながった歌です。歌いながらの振り付けも自然で、どの子も楽しそうでした。


年少のリズム遊びは、乳酸菌飲料の容器に幼稚園で採れた野菜や花の種、裏庭の柿の種、あおのもりで拾ってきたドングリなどを入れたマラカスを使ったものです。シールを貼ってきれいに飾った自分のマラカスをハイホーの歌に合わせて鳴らして、みんな笑顔でうれしそうでした。


年少の次は年長組です。年長組は学年で一緒に歌と合奏を披露するため、2回公演となります。まずは、さくら組保護者を迎えますので、さくら組が前列に並び、「ぼくらはみらいの探検隊」を歌いました。歌詞の通り、歌を通して子どもたちが生きることの素晴らしさを実感しているように感じるすてきな歌声でした。


合奏は「だいだいだいぼうけんのうた」です。年長はいろいろな楽器に触れて、演奏の仕方が決まってきた頃からは、かっこいい演奏にするために何度も練習を重ねてきました。歌も合奏も今日は今までで一番の出来でした。


年中組は、学級毎に歌と楽器遊びを披露しました。まずはたんぽぽ組です。ちょっとドキドキしていましたが、「ニャニュニョの天気予報」をニャン!とかわいい振り付けをしながら元気よく歌えました。


楽器遊びは「ホ・ホ・ホ」です。タンブリン、カスタネット、スズを使ってリズムに合わせて鳴らし、音が揃った心地よさを味わっていました。


続いては、すみれ組です。「ニャニュニョの天気予報」は歌詞をよく覚えて歌えるようになりました。歌の途中でネコになった気分でニャン!と振り付けるところで楽しくて飛び跳ねている子もいました。


「ホ・ホ・ホ」でも高い台の上に乗ってもしっかりと自分のするべきことが分かって、落ち着いてできるようになった姿を見ると、これまでの日々の積み重ねの成果が表れていることを改めて感じました。


終わった後も、先生の話をきちんと聞いて台から降り、静かに退場することができました。廊下に出て、先生も子どもたちも「やった~。ほっ」とひと息ついていました。大勢の人に見てもらうことは、うれしいことですが、やっぱり緊張するものです。


出番の間には、舞台のセッティングを保育補助の先生たちがしてくれています。昨日は年長児に、今日は保護者の皆さんに、自分たちを陰で支えてくれている人たちがいること、そして感謝の気持ちをもち、それを言葉で伝えることの大事さを話しました。音楽会を通して育てたいことは、やはり心の根っこです。


かえで組の歌も、気持ちがこもっていて、きれいな歌声が心に響きました。「生きてるって抜群のすてきさ!」という歌詞が子どもたちの姿と重なって見えました。


今日2回目の合奏も、かえで組が前列になるバージョンでの披露となります。これまで、園内でもいろいろな先生たちからアドバイスや励ましをもらい、少しずつ上達してきた演奏です。朝のさくら組バージョンのときも、最後のかえで組バージョンのときも、演奏が終わると大きな拍手をもらって、みんな精いっぱいやり切った満足そうな表情で胸を張って会場を出ていきました。



今日は、保護者の皆さんのご理解とご協力のお陰で、毎回会場がとても温かい雰囲気でした。写真を撮っていても演奏が終わると、すぐに拍手をたくさんしてくださって、それが子どもたちの笑顔になっているのが分かりました。うれしい気持ちでした。ありがとうございました。


音楽会が終わった後、青南小学校の115周年の記念式典で風船飛ばしをすることを聞いていたので、年長と年中児は、校庭から上がってくる風船が見えるキラキラドアのところで待ち構えていました。


今か今かと待ち構えていると、いよいよ風船が空に登って行きました。


しばらく待っていると、校舎越しに子どもたちのいるところからも、色とりどりの風船が空に上がっていくのが見えて、歓声があがりました。


ちょうど弁当を食べていた年少児は、少し遅れましたが、高いところを飛んでいる風船を園庭から見上げることができました。

音楽会がすてきにできた日に、青南小学校のお祝いの風船飛ばしの様子も見られてうれしさ2倍の一日でした。