ハンドベルコンサートとその後のすてきな遊び
2022年12月22日 11時38分今年も地域の赤坂ベルクワイアの皆さんにハンドベルのコンサートをお願いできました。4歳児は2回目でしたが、初めて参加する3歳児は、生まれて初めて見るキラキラの楽器やその音色に圧倒されたり、興味をもってじっと見つめながら聞いたりする様子が見えました。
また、去年のコンサートの中で、お礼に園歌を歌ったところ、とてもすてきな歌ですねと喜んでくださり、来年は園歌でコラボしましょうという話になっていました。
そのことがあり、事前に楽譜をもらって、先生たちも練習をして、トーンチャイムでメロディーを奏で、子どもたちの歌声とハンドベルの音色で園歌をコラボすることもできました。
例年は先にハンドベルコンサートを聞いて、それに刺激を受けて自分たちも音楽会をやりたいという流れになっていましたが、今年は諸事情で音楽会の翌日の開催となりました。
しかし、逆に自分たちが何日もかけて練習して音楽会をやり遂げたばかりだったので、すてきな演奏を聴かせてもらう際に、その前のたくさんの練習や準備に関しても思いを巡らせることができているように感じました。特に5歳児の反応からはその印象を強くもちました。
5歳児は2学級一緒に聞きましたが、3回目でもあり、聞き方が落ち着いており、反応が3,4歳児と大きく違っていて、ベルクワイアの方々も驚いていました。大きなベルはみんなが赤ちゃんだったときと同じくらい重いんだよと聞いて、ビックリしていました。
コンサートが終わり、ベルクワイアの方々が片付けをしている間に、3歳児の部屋を覗くと、面白い動きが始まっていました。すぐに再現しようと遊び始めた動きに応えて、担任がアイデアを加えて作った手作り楽器でコンサートごっこをしていたのです。驚いて、何やら面白いものを作っていますよと指揮者の方をご案内すると、自分たちが作った楽器を見て見てとうれしそうな子どもたちでした。
その後、職員室に戻っていると今度は5歳児が「コンサートをするかか見に来てください」と呼びに来てくれました。2階に上がって保育室に入ると、幼稚園にあるハンドベルでとても楽しそうに演奏を見せてくれました。リズムやメロディーを感じて気持ちよさそうに腕を振っている姿は、見ている側も幸せな気持ちにさせてくれました。
この後、3歳児や4歳児のところにもコンサートを見に来てと、呼びに行っていました。このような心が揺さぶられる感動こそが、子どもたちの遊びの源になること、そしてそれを仲間と共通に体験することで、友達と遊びの楽しさを共有できるのだということを改めて実感する一日でした。赤坂ベルクワイアの皆さんに改めて感謝です。すてきなコンサートを本当にありがとうございました!