小さなコラム「みちくさ いたずら こどものじかん」

小さなコラム 冬 大寒 その1

2022年1月26日 16時12分

二十四節気「大寒」.pdf
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最近の朝の寒さは本当に厳しいものがあります。先週20日が二十四節気の「大寒」でした。大寒の初候は「款冬華 ふきのはな さく」です。

フキノトウは、まだ寒さが厳しいこの時期に、蕗の葉っぱの下にひっそりと姿を見せてくれます。幼稚園の裏には一面フキが生えている植え込みがあります。その端っこの一部を掘って作ったのが「土工場」です。昨年の小さなコラムにその様子を紹介していますので、まずご覧ください。

0301⑳大寒①初候(款冬華)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

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フキの葉っぱの下に、小さなつぼみが見えますが、まだ「ふきのとう」という感じではありません。

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もう少し別のところを探してみると、土工場の両側にもフキがあり、よ~く見てみると・・・、左側に、見付けました。

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拡大すると・・・、こんなにかわいい「フキノトウ」が顔を出していました。

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私は毎月の誕生会の際に、玉手箱を持っていきます。毎回、そこに園内にある自然物を入れて紹介しています。普段は現物を見せるのですが、今日はフキノトウが一つしかなかったので、今日の誕生会では、この写真を紹介しました。

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冬の寒さの中でも、春を迎える準備がちゃんと始まっていること、季節は巡っていることなどを話しました。そして、いつものように、誕生日はみんなに「おめでとう!」とお祝いしてもらう日ですが、「産んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう」の日だよと話しました。