小さなコラム「みちくさ いたずら こどものじかん」

小さなコラム 春 立春 その1

2022年2月6日 17時03分

2月4日は二十四節気の「立春」でした。北京オリンピックの開会式では、二十四節気がとても印象的に紹介されていましたね。節分で冬に別れを告げ、春から始まる一年の始まりが立春なのです。

二十四節気「立春」.pdf
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立春の初候は「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」です。まずは、昨年のこの時期の小さなコラムをご覧いただければと思います。

0302㉑立春①初候(東風解凍)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf
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立春を迎えても、実際には寒さはまだまだ厳しく、あわせて乾燥も進んでいくのがこの時期の自然の大きな特徴です。年中児が種をまいたソラマメは少しずつ大きくなっていますが、園庭に出てくるたびにまず様子を見に行き、水やりをしていることで少しずつ大きくなってきています。

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ちょうど、土工場の様子を見に行こうと思っていたので、まだあまり行ったことがない年中児を誘ってみました。土工場に持っていった落ち葉もずっとカラカラのままでは、簡単には土になりませんから、水を撒いてみようと思っていたのです。

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先日の誕生会で紹介したフキノトウもちゃんと残っていました。このように時々大人が一緒に行く機会をもつようにしていきたいと思います。今は、生活発表会に向けての活動が多くなっていますが、その合間などには園庭でこのような自然との関わりも続いています。

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週明けの今朝は、この冬一番ワクワク池に氷が張っていました。

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明日、明後日に予定している生活発表会の練習を始めた学級が多かったので、今朝はしばらくの間、一クラスだけがゆっくりと池の氷の様子をじっくりと見ることができ、氷の下に見えた空気の泡が氷を触ると動いく様子に驚いたり、氷がおもしろい形に剥がれたりする様子に歓声をあげていました。

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いろいろな学級が交代で遊戯室などを使って劇の練習をし、それが終わると園庭に出てきました。後から出てきたクラスの子が氷を見せに来てくれました。そして、その子は手にした氷を見て、ウッドデッキの真っすぐな線がグニャグニャに見えることに気付きました。何だか不思議な感じです。朝の氷よりもなんとなく表面が解けた感じもしますし、透かして見える向こう側が歪んで見えることも大発見でした。