幼稚園ブログ

会えないからこそつながる

2020年6月9日 16時53分

このところ、晴天続きで、暑いのですが、年長児は園庭でよく遊んでいます。
特に砂場では、年長になったら使える「長シャベル」が、ついに解禁となり、
ダイナミックな遊びが始まりました。
とは言え、短い時間で一日おきなので、それぞれが遊んで、作った物を
次のグループや隣の学級の友達に託していくという、今だけの新しい遊びの
スタイルになっています。
昨日は、さくら組が大きな山を作り始めました。

AグループからBグループへは「ふまないでね」
「もっとおおきくしてね」「がんばって!」と手紙を書いて、
会えない友達に自分たちの思いを引き継ぐという新しいスタイルです。





今日は、かえで組の子たちが、昨日さくら組が作った山を見て、
自分たちも山を作ろうと、一つ山を作り始めました。
しばらくすると、真ん中にもう一つ作ればつながるだろうと、
二つ目の山を作り始めました。






そもそも、「流しそうめんをしたい」という話から遊び始めているかえで組と
「先生のおへその高さまでの大きい山を作ろう」と始めたさくら組です。

それぞれのきっかけや目指すところが違い、時間差もあるのですが、
それがなんとなくつながって、それぞれの刺激になって、遊びが膨らんでいます。
離れていても、会えなくても、みんなつながっていることを感じられていて、
なんだかうれしい気持ちになります。

詳しい遊びの様子は、担任たちが、写真を使ったドキュメンテーションを
作っていて、降園時にお見せしていますので、どうぞお楽しみに・・・。