幼稚園ブログ

みなと科学館親子遠足

2021年6月28日 14時56分

先週の水曜日、年長組2クラスが親子で港区立みなと科学館に出掛けました。


みなと科学館は、昨年虎ノ門にできた気象庁の気象科学館と併設の新しい区の施設です。


我が国最初の公立小学校である東京府小学第一校の流れを汲む旧港区立鞆絵(ともえ)小学校の由緒ある跡地に建っています。


この日は現地集合で、午前中は青南幼稚園が貸し切り状態でした。科学館の担当の方から注意事項などを聞いて、学級毎に分かれて見学開始です。


まずは、2階に登って、二手に分かれました。


1クラスは、まずプラネタリウムに入りました。港区のビルがたくさんある街並みの上ではどんな星空が見えるのか、だんだん暗くなって、夏の星空の様子が頭上にすてきに浮かび上がりました。


後半には七夕のお話もあり、翌日からの活動に直結しそうな内容でした。


もう一つのクラスは気象科学館から見学しました。写真は津波が体験できる模型で、リアルな波が陸地にやってくる様子がよく分かるものでした。


地震や大雨など、災害になるような気象現象を疑似体験できるアトラクションがたく
さんあり、親子で一緒の年長児ならば楽しく理解できるものが多かったと思います。


両クラスとも時間に余裕があり、1階の常設展示コーナーも見学、体験することができました。大好きな昆虫などの生き物、電気や滑車、音、川の流れなど実に多様な体験ができました。


映像のドローンを操縦して、港区の上空を飛ばして、青南幼稚園に到着して大喜びしている子がたくさんいました。自分たちが住む街を改めて知ることもできました。夏休みなどに、ぜひ各御家庭で出掛けてみたい施設ですね。

無事に開催!青南まつり!!

2021年6月17日 16時03分

昨日お伝えしたように、今日は青南まつりでした。遊戯室に年長児がお店を作り、年少・年中児がお客さんとしてやってくるという形のおまつりです。


各家庭で親子で作ってきてくれた提灯は、年少組の分は自分たちの廊下に飾って、毎日見上げていました。


遊戯室の入口には、年長児が作ったうちわの形の「せいなんまつり」の看板がお客さんを迎えました。「マスクをしてね」の注意書きがあるのが今どきです。


年中・年長児が親子で作ってきてくれた提灯は遊戯室に飾って、おまつりの雰囲気をぐっと盛り上げてくれました。


たこ焼き屋さんは、お客さんが来ると「いくつほしいですか?」「青のりのせますか」などと聞いて、一生懸命手分けして対応していました。


フワフワのたこ焼きに青のりも載せてもらった年少さん。おいしそうだね。


金魚やヨーヨーは、紙などを丸めて形を整えてカラービニールで巻いたものです。


昨日は小さい子の手が届くかどうか考えていましたが、実際に来てくれた小さいお客さんたちにやさしく寄り添って対応していました。


人形とお面屋さんは、案内してきた小さい子たちにリクエストを聞いて、好きなお面を渡してあげていました。


自分たちが描いたお面を小さい子たちが喜んでかぶってくれているのを見るのは、作った子たちにとっても誇らしい気持ちのようです。


輪投げ屋さんは、新聞紙を細く丸めて輪にしたものを的を目がけて投げます。


足元にビニールテープで印が付けてあり、学年ごとにレベルを変えていました。うまく的にはまって大喜びの年少さんを見て、思わすみんな笑顔になりました。


おやつ屋さんには、綿菓子、かき氷、キャンディーなど甘いものがたくさんあります。バーコードリーダー付きのレジスターもあって、品物の数を確認しながら上手に操作していて、微笑ましかったです。


お客さんを迎えることはうれしいことですが、年長児にとっても初めての経験ですから、昨夜はちょっとドキドキしたという子もいました。初めてのときは、大人だって同じです。このような気持ちを味わい、やってみたらみんなが喜んでくれて、やってよかったという体験が何より大事です。


むしむしランドには、自分たちが園庭で見付けて興味をもって見た感動から生まれたハチやトンボなどがいます。緩衝材などをカラービニールで包んで、虫の形にして、羽を付けて、木に止まるようにマジックテープを使っています。


ケースや箱に入っている作った虫たちを双眼鏡で見られるサービスもあり、ちゃんと双眼鏡を使ってアオムシくんを覗き込んでいます。


隣のお面屋さんでお面をもらってから、ラーメンを食べにきた年少さんたち。ラーメンのトッピングのリクエストを聞くと、すぐに厨房にその指示が飛んでいきます。


年長児はお店屋さんとして働くのはもちろんですが、小さい子を案内する役も果たしていたのです。周りの様子を見て、込んでいるところを避け、どこに行きたいかも聞きながら案内してあげるやさしいお兄さんお姉さんです。


年少児はおまつりを楽しんだ後は、晴れ間が見えた園庭に出て、ダンスを踊り、その後砂場で遊び始めました。


ところが、しばらくすると突然空が暗くなり、黒雲からどっと大粒の雨が落ちてきました。梅雨ですね。今日は室内だけの青南まつりで助かりました。


これは、PTAのまつり委員の皆さんが準備してくれていたおみやげです。保護者の皆さんの丁寧な仕事ぶりがこれを見ても分かります。


帰りまでに各保育室に届けてもらい、子どもたちに渡すと大喜びでした。子どもたちも保護者の皆さんも、先生たちも、みんなの頑張りが一つになった、新しい形の青南まつりが無事に終わりました。まつり委員の皆さん、本当にありがとうございました。

今年は新しい形の青南まつりです!!

2021年6月16日 19時40分

今年は、PTA役員やまつり委員の皆さんとオンライン会議なども使っていろいろと相談し、密を避けて、集まらなくても長く楽しめる工夫がたくさん施されている新しい形の青南まつりです。


その第一が、各家庭で一つずつ提灯を作って、それを飾るという取り組みです。9日の水曜日に一斉に集め、それを委員の皆さんが確認したり、ひもに結んでくれたりしました。材料の準備や作り方を特設サイトにアップしてくれたのもPTAの皆さんです。


作業の様子を3階に見に行くと、すでに確認作業が終わっており、クラスカラーに分かれて、個性豊かなかわいい提灯たちがきれいに整列していました。


14日の月曜日には、ひもに結んで、後は先生たちが保育後に遊戯室や廊下に飾るだけというところまで、まつり委員さんが作業をしてくれました。


他にも、子どもたちにはまだ内緒のうれしいお土産の準備なども、3階のみんなの部屋や会議室で、短時間で作業を進めてくれていました。黒板にありがとうございますのメッセージを書いておいたのですが、お返事が書いてくれてありました。心が温まるうれしいやり取りでした。


PTA役員さんのお力で、関係者限定の特設サイトが開設されており、明日のおまつりが終わっても、おみやげの中にあるうちわに絵を描いてそれをみんなが見られるようにするなどの工夫が凝らされています。

今回は地域の未就園児親子に来ていただくことも、在園児親子が一堂に介することもできません。しかし、それを補って余りある、新しい形の親子で一緒に創り上げる青南まつりがすでに始まっています。

特設サイトに、これまでの青南まつりの歴史や今年の様子などをまとめた「青南まつりに寄せて」という文章をアップしてもらいました。こちらにも掲載しますので、お読みいただけたらうれしいです。

030615 青南まつりに寄せて.pdf



昨年は、7月末に小さなおまつりを行いました。今年のまつりも、年長児の取り組みとしては、昨年の小さなおまつりと同じ考え方で取り組んでいます。参考までに昨年の小さなおまつりのことをまとめた小さなコラムをご紹介します。

0207⑧大暑②次候(土潤溽暑)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf

明日は青南まつり

2021年6月16日 18時31分

昨年は開催できなかった青南まつりですが、今年は園児だけの青南まつりを明日開催します。


今日、年長児は、部屋で少し遊んでから、遊戯室に集まって、まずはみんなで盆踊りを踊って楽しみました。


踊り終わって、先週から本格的に準備をしてきた青南まつりの仕上げをしようと、相談しました。今回は7つのお店ができています。実際にお客さんとして来てもらうのは、明日、年少、年中が学級ごとにやってきます。店番も半分に分かれて行います。


積木やキングブロックなどでそれぞれのお店の場を仲間で作り、これまで作ってきた品物などを並べて準備を始めました。


「おやつ屋さん」には綿あめやキャンディー、かき氷などがきれいに並んでいます。看板が倒れないように一生懸命裏からテープを貼っている様子が、いじらしかったです。


最初は場をどう作るか相談が進んでいなかった「人形とお面屋さん」も、しばらくして行ってみると相談がまとまったようで、ディプレイの仕方も昨日までとは変わって、取り外しができるように工夫されていました。


「たこ焼き屋さん」の看板のところには、かわいいタコがいて、たぶんその口の中にもう一匹の赤ちゃんダコもいるはずです。ハチマキを巻いて、張り切ってお客を呼び込むそうです。器に盛りつけた後に「秘伝のソース」を塗って提供するそうです。


「ヨーヨーと金魚屋さん」は、磁石を使って、ヨーヨーなどを釣れるようです。小さい子が遊ぶときに、積み木などをどう置いたら遊びやすいか、先生からアドバイスをしながら、一緒に考えています。


「輪投げ屋さん」は、場づくりの最初に、看板を取りに行った子に気付いて、仲間が運ぶのを手伝い、二人で運んで来ました。今回はグループ活動ですが、そのような小さなことを一つ一つ積み重ねていくことを大事にしています。


「ラーメン屋さん」は、器にはスープが入っていて、麺は毛糸、細かく作ったメンマやなるとなどのトッピングを3種類選べるようになっているそうです。昨日は、具材を作る子、看板を作る子と手分けをして準備をしていました。


準備がほぼ整ったところで、明日のシミュレーションをしました。「ムシムシランド」では、虫を見たり採ったりできるそうですが、手で採るのではなく、虫取り網を使うそうです。双眼鏡もあって、じっくり観察もできるようです。

他のグループも店番を交代することを考えて、助っ人もできるようにお客さんをどう迎えるか、確認しました。みんなでエイエイオー!と気合いを入れて準備完了です。


その後、年少組、年中組に明日のおまつりの案内状を届けにいきました。


「うれしいね」「明日楽しみだね」と大喜びです。明日が来るのが待ち遠しいですね。



次なるおいしい実りのために

2021年5月25日 16時39分

ユスラウメの奥では、ブドウがフェンスにぐんぐんと伸びています。


小さい房も見え始めています。放っておくと、どんどん伸びてフェンスの外や上に行ってしまう勢い「つる」の生命力にも驚かされます。


多くの草木は冬の休んでいる時期に芽が出る枝を残して古い枝を落とす剪定作業をします。今回はブドウも、1月末にかなり強めに剪定をしてみました。


南側のフェンス工事が決まっていたので、こちら側はすべて切ってしまいました。


子どもたちと一緒に作業をしていたときから、こんなに切ってしまって、本当にちゃんと伸びてくるかちょっと心配していました。


しかし、4か月たって、修理が終わったフェンスには、もうこんなに伸びて絡まっています。数日見に行かないと、その生長ぶりに驚かされます。


ユスラウメ
は、年長児しか味わうことができませんでしたので、ブドウはたくさん実ってほしいと思って手入れをしています。特に、つるは子どもたちが見たり手で触れるようにと、シュロ縄でちょうどいいところに誘引する作業を折にふれてしています。


ブドウの房が手に届くところにあるので、何だろう?かわいいな!と思って取ってしまう子もいますが、幼稚園の植物はそれもお役目ですね。そんな試練も乗り越えてたくさんの実を付けてくれますように・・・。楽しみにしています。

初夏の味覚、ユスラウメ

2021年5月19日 11時10分

青南幼稚園の園庭は、豊かな自然の恵みの宝庫です。
築山の上のフェンス際のブドウの横の笹の間に、今年もかわいい赤い実が生りました。



この小さな赤い実は何だかご存じでしょうか?


これがユスラウメです。漢字で書くと「梅桃」だと思っていましたが、調べてみると「梅桜」「桜桃」「山桜桃梅」などとも書くそうです。不思議ですね。


昨年は臨時休業中で子どもたちが味わうことができませんでした。今年も実りましたが、残念ながらそれほど数が実っていませんでした。週末のうちにアレルギーチェックのアンケートをお願いしたのは、せっかくの実りを時期を逸してしまってはもったいないと思ったからでした。


月曜日には、まだ気付いていない子たちに知らせ、早く食べたいねと話しました。


火曜日、小雨が降る中、晴れ間を縫って年長児が収穫にやってきました。ざっと数えても年長児が食べるのが精いっぱいだと思っていたので、幼稚園を代表しての収穫です。


数人ずつやってきて、「あった!」「見える?」「届くかな」と声を掛けながら、みんなそうっと取っていました。


今年の収穫はこれだけの超貴重品となりました。南青山産の赤く透き通ったかわいいユスラウメの実です。


珍しいものや収穫物などは、みんなで共有することが自然に行われているのが、青南幼稚園のすてきなところです。すぐに年少組に収穫のお知らせに行きました。


その後、職員室に届け、「洗っておいてください」とお願いしました。


遊戯室での遊びの片付けが終わった頃を見計らって、子どもたちが食べる前に、改めてユスラウメのことを紹介し、みんなの前で一粒食べて見せました。どんな味がするのか期待が高まります。


ユスラウメの数は残念ながら子どもたちの数よりも少なかったので、職員室で洗った後、切ってもらい、弁当の時間に一人半分ずつ配りました。


初めて食べた子がほとんどだったと思います。おそるおそる口にする子、大事そうに口にする子・・・。半分だけで味を十分に感じられたかどうかは分かりませんが、「甘い」「酸っぱい」「甘くて酸っぱい」などと答えてくれました。


大人になったときに、ふっと嗅いだ匂いや食べた味から小さい頃の記憶が蘇った経験は誰もがあるのではないでしょうか。初夏の味覚の一つとして、子どもたちの舌の記憶に、ほんのりとでも残ってくれたらうれしいです。
そして、初夏の自然からの恵みに改めて感謝です。「ごちそうさまでした!」

年少組もあっという間の1か月でした

2021年5月12日 16時46分

今日は年少組の様子をお知らせします。


先生もお面を付けて、子どもと一緒にごっこ遊びを楽しみながら、幼稚園での遊び方や遊びの楽しさを感じられるようにしていきます。


登園したら朝の支度をしてから遊び始めますが、保育時間が短かった頃は園服を着たまま遊びました。もちろん、朝、お家の人と離れたくなくて泣く子もいました。
でもそれは自立していくために、誰もが通るべき「はじめの一歩」です。
そこで、「お家の人が大好きなんだよね」「でも大丈夫、ちゃんと迎えに来てくれるからね」と、不安な気持ちを受け止めます。また、気持ちを切り替えるのに、テラスに電車を持っていき、線路をつなげて、いつの間にか部屋で遊んでいるというようなさりげない援助もしています。


手洗いの仕方はもちろん先生が教えますが、いつも先生に指示されなくても、間隔を開けて並べるように、足元にマークを付けて、自分で見てできるようにしています。



園庭のかえでの木は、年少組にとっては、特に母のような存在の木です。この時期は、その周りを年少用の砂場にするのですが、日差しを和らげ落ち着いて遊べる空間を作ってくれています。


連休が明けて、年少組も少しずつ保育時間が延びてきました。今週月曜日には、簡単に食べられるおやつを弁当箱に入れて持ってきて、「おやつ弁当」を体験しました。


そして、昨日から弁当も始まりました。二学級とも、パーテーションを置いて、一つの机に二人ずつ座ります。机の間もゆったりと間隔を開けることができ、感染対策をしています。


帽子をかぶって、園庭の砂場に出掛ける前に、みんなでトイレに行って用を足して、手洗いもすませました。トイレの自立は自立の本丸とお話してありますが、個人差がありますから、焦らず一つずつできるようにしていきましょう。


帰りの前に、リュックにタオルを入れたり、園服を着たりする支度も、自分でします。もちろん、できないこともありますから、必要に応じて手伝います。できないことはまだまだたくさんあって当たり前です。大事なことは自分でできることは自分でしようとする「構え」です。


朝、ちょっと我慢してお母さんから離れられたら、後は自分で支度をして、幼稚園で安心して過ごし、楽しく遊べたという自信が、これからの長い幼稚園生活の大事な出発点です。


これからも週末や週明けなどに、朝ぐずったり、泣いたりする子がいるかもしれません。それも、当たり前のことなのです。
気持ちは受け止めつつ、元気に「行ってらっしゃい」と送り出してもらえれば、楽しく過ごしていますから、どうぞ安心してお預けください。

お世話になった先生とのお別れの会

2021年5月6日 16時48分

今年のゴールデンウイークは、皆さんステイホームでお過ごしいただけたものと思います。地域の交番や駅などに飾っていただいたこいのぼりは、街を歩く方々に見ていただけたのではないかと思います。

さて、連休の前に、この春、異動した先生をお迎えしての離任式を開きました。


感染予防のため、離任式へは最初から年長組だけの参加予定でしたが、式が始まる前に、年中組には顔を出してもらって、ちょっぴり大きくなった様子をほめてもらいました。


去年まで担任してもらっていた年長の子どもたちからは、お礼を言いながら、心を込めて手作りした花束やみんなが描いた絵をきれいに貼ったバインダーを手渡すことができました。

先生からのご挨拶では、新しい幼稚園でもこいのぼりを作ったり積木で遊んだりしていること、「みんなのことをずっと応援しているよ」、「青南幼稚園が心のふるさとです」などと笑顔で話してもらって、みんなも安心し、うれしい気持ちになりました。


会が終わって保育室に帰る前には、グータッチやエアタッチでお別れをしました。
長年、青南幼稚園を支えてくれて、本当にありがとうございました。
引き続き、港区の幼児教育の充実のために、ご活躍ください。一緒に頑張りましょう。

青空に泳ぐこいのぼり

2021年4月30日 14時25分

4月も今日で終わります。あっという間に新しい年度も一か月が過ぎました。


園庭には、既成のこいのぼりに交じって年長児が作ったこいのぼりが元気に泳いでいます。


このこいのぼりは、2~3人で相談して設計図を作り、その後、半身ずつ作ったものを合体して一匹のこいのぼりを仕上げるという初めての共同製作です。






例年は園庭に飾るだけでなく、いつも私たちを見守ってくれている表参道の交番や駅、生涯学習館などに子どもたちとお届けしているのですが、今回は緊急事態宣言が発出されたため、担任が子どもたちの代わりにお届けしました。

今日は学年ごとに「こどもの日子ども会」も行いました。


年少は、小さな絵がどんどん大きくなっていくおもしろいこいのぼりのお話でした。


年中と年長児は、先生のお話を聞いた後、実物投影機を使ってこいのぼりの絵本を大きなスクリーンに映して見ました。



さて、明日からゴールデンウイークの後半が始まります。
残念ながら、再びステイホームの日々となりますが、休み明けにまた元気にお会いできるのを楽しみにしています。くれぐれも感染対策にご配慮をお願いします。

ギンヤンマの羽化ラッシュ

2021年4月16日 18時36分


去年から何度も紹介している青南幼稚園のわくわく池。
今年はキショウブがもう花を咲かせ始めました。
始業式や入園式の日にギンヤンマが羽化する様子を発見して
大騒ぎになりました。

今日の午後、降園直後に生き物大好きな子どもたちが
「園長先生!早く来て!」と大興奮で知らせに来てくれました。
行ってみると・・・。


羽化の中でも、まだ体が全部抜ける前のこの状態を見ることは
私も初めてのことですし、とても貴重なことです。


園庭開放で残っていた子どもたちや保護者の方たちも次々と
覗き込んで、「わーすごい!」「きれい!」と見とれていました。


初めて見たという方ばかりでしたが、きっとそうでしょう。


先週の始業式から、ギンヤンマの羽化の様子を毎日のように
見られているのは本当にすごいことだと思います。

しかも、ここは青山・表参道です。
都会の真ん中でも、こんなに豊かな自然の営みがあることに
感謝しながら、自然を生かし、自然から学ぶ一年にしたいと思います。

少しずつ幼稚園に慣れる

2021年4月16日 18時22分


今週は年少児が少しずつ幼稚園に慣れるように、年長児が
折に触れて関わりに来てくれています。


池のオタマジャクシを部屋で飼い始めています。
去年の年長児が作った幼稚園の生き物の図鑑を見た子どもたちが
オタマジャクシの図鑑を作り始めました。
一匹一匹に名前がついているらしく、とても愛着をもって育てて
いるからでしょう、とても丁寧に観察して描いていて驚きました。


今日は年少児が初めて園庭に出るのに、年長児が靴の履き替えや
帽子の始末などを手伝ってくれました。


軽く手をつないだり、隣に寄り添ったりしながら、園庭を
ぐるっと一周して、案内してくれました。

少しずつ、幼稚園の様子が分かっていきますから、焦らずに
「今日もきっと楽しいことがあるよ」と言いながら登園して
きてくれたらうれしいです。

春休み中にまとめて安全対策!

2021年4月15日 17時13分

新年度を迎えるにあたって、春休み中に、様々な気になっていた
ところを集中的に改修工事してもらいました。


年長2学級のテラス側の掃き出しドアは建付けがあまりよくなく
今回は枠ごと取り替えてもらう工事をしてもらいました。
お陰様でとてもスムーズに開け閉めできるようになりました。


森のハウスの屋根部分は腐食が進んでいたので一旦外して
新しいものを付け直してもらいました。


バラ門から通用門側に上がっていくスロープはオーダーメイドで
新しくしてもらいました。


年長組の園庭履きを入れる靴箱は年少組の物と同じきれいな靴箱に
取り替えてもらいました。


歩道側に傾いていたフェンスは、土台からの改修工事を行いました。










この改修工事が一番大きな工事で、何日も掛かり、
大事業でしたが、お陰様できれいになりました。
築山の丸太も合わせて取り替えてもらいました。


掲示板を一つ西側の角のフェンスのところに移動しました。

こちらの掲示板には、3月末に東京新聞の大図解という企画で
取り上げられた「遊びが学びの原点」
「幼児教育の父」倉橋惣三に学ぶという記事を掲示しています。

また、その企画に連動して、毎週火曜日に掲載されている
「子育て温故知新-倉橋惣三の言葉と私ー」というすてきな
コーナーも紹介しています。
立ち止まって見ていただいている方も多く、うれしく思います。


昨日からは、PTA活動や未就園児の会などで保護者の皆さんが
通ることが多い3階の廊下にも、同じ記事を貼るスペースを作りました。

子育ては夢のある創造的な本当に楽しい営みです。
しかし、子どもは大人の思い通りには動いてはくれませんから
子育ての悩みや不安はたくさんあるでしょう。
そんなときに、倉橋惣三の言葉は私たちに柔らいヒントを与えてくれます。

3月に紹介した幼児教育じほうの3月号に掲載した私の文章にも
倉橋惣三の句を紹介しています。
私が園丁という言葉を意識して保育に関わっているのは、
倉橋惣三の思いを大切に思っているからです。

4月の入園式にトンボ⁉

2021年4月15日 15時00分

令和3年度の青南幼稚園の営みが始まりました。
7日の始業式は、登園してすぐ園庭で、学年ごとに時差をつけて行いました。

遊びの時間の中で、園庭に出た子たちがわくわく池に向かいました。


すると、何と「ギンヤンマ」が羽化している姿を発見しました。

翌8日は、入園式でした。

この日も、朝、池を見るとギンヤンマが羽化していました。


入園式は、密を避けるために2回に分けて行いました。


新入園の子どもを真ん中に保護者の皆さんが二人だったので、
子どもたちも落ち着いて過ごすことができました。


2回に分けた入園式の合間に、池でまた別の羽化が始まっているとの
知らせが入り、急いで行ってみると、まさに羽化が始まったばかりの
一匹がいました。
今年は春から温かい日が続いたからでしょうか?


それにしても4月の入園式の日にトンボの羽化、
しかもこの都会の真ん中で、ギンヤンマとは本当にすごいことです。
昨年もヤゴの抜け殻はたくさん見付けましたが、誕生の瞬間を
子どもたちと見られたのは本当に貴重な体験でした。
入園式に参加した保護者の皆さんも驚いていました。

いよいよ新年度が始まります

2021年4月5日 15時47分

春休みもあと少しです。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?


3月末に、年少組の飼育ケースでサナギになっていたアゲハチョウが
きれいに羽化しました。元気に空に飛び立っていきました。


いろいろな工事もしてもらったのですが、森のハウスは、
屋根部分の腐食が進んでいた部分は外して、新しいものを
付けてもらいました。




今、フェンス工事の仕上げ工事とともに、園内では新年度の
準備を進めています。

入園式についての連絡も、すべて無事に済みました。
新入園児保護者の皆さん、お電話をいただき、ありがとうございました。

さて、先ほど、教育委員会から感染対策に関するお願いが
ツイッターや港区メール配信等周知されています。
念のため、こちらにもpdfデータにしたものを掲載しますので、
ご確認ください。

030405 区立幼稚園、小中学校の新年度の教育活動について.pdf

年長児がいなくなった幼稚園では

2021年3月30日 15時42分

今年も、年中・年少児は修了式に参加できませんでしたが、
担任たちは、それを補うためにいろいろと工夫しました。


写真をプリントアウトしてホワイトボートに貼っておくと
登園した子たちが興味津々で覗き込んでいました。


体育館では、こんな様子で練習をしていたのですが、
年中・年少児たちはその様子を見ることができません。


それ以前にも、年長児が体育館に練習に出掛ける姿は
見送っていました。
そこで、実際には見られない体育館での練習の様子を
動画で撮影したものを大型テレビで見る機会をもつなどして
憧れの気持ちを高めていきました。


修了式の日にスクリーンで流したのは、この動画バージョンです。
園庭にみんなが集まってお祝いのことばと歌を録画しました。


そして、先日のブログでもお知らせしたとおり、修了式の後、
年中、年少児たちはそれぞれ、一つ上の学年の部屋に出掛けて、
進級への期待を高めていきました。


4月から過ごすであろう保育室で弁当を食べると
何だかもう、一つお兄さん、お姉さんになった気分です。


年中組には、年長児たちから、お別れ会のお礼やウサギやカメの
世話のことなど、ありがとうやよろしくねのメッセージが届いていました。


22日には、学年ごとに終業式を行いました。
園長の私から、各学級の担任に手作りの修了証書を渡し、
その後、各学級で担任から子どもたちに手渡しました。

さて、昨年の4月から発行を始めた、小さなコラムが
季節をひと巡りして、その72となりました。

一年間、ご愛読いただいた皆様、そして楽しい話題を
たくさん提供してくれた子どもたち、保護者の皆さん、
先生たち、青南の自然に深く感謝します。
本当にありがとうございました。

0303㉔春分③末候(雷乃発声)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf