幼稚園ブログ

作品展ー学年毎の展示と保護者鑑賞日ー

2022年10月15日 15時11分

【10月15日更新】
今日は作品展保護者鑑賞日でした。
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今年の作品展は、どの学年も「自然」がキーワードになっていました。子どもたちの表現を生み出した立役者は、子どもたちが毎日生長を楽しみに見守ってきたブドウでした。
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年長児は園庭に机を出して、色付き始めた頃のブドウを見て描きました。房に付いている姿や葉っぱのギザギザなどに気付いて描き、微妙な色の違いを絵の具で表現した個性豊かな絵となりました。IMG_3794

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年中児は、紫や緑系の細長い紙を丸め、ホチキスでつなげてブドウを作りました。パチパチとつなげてブドウができることがうれしくて、毎日作り足して、山盛りのブドウが木になっている子もいました。遊びながら用具の使い方を身に付けていくことも、遊びを充実させていくために大事にしていることです。
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年少組のブドウは、ポンポンとスタンプ遊びをして作ったものです。コルクの栓にスポンジを付けたタンポに絵の具を付けて、ポンポンとするのは楽しい遊びです。年長児や年中児が描いている姿も見ていましたし、実際に食べたことが大きなきっかけでした。
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そして、今日は保護者鑑賞日でした。全部を鑑賞し終わって園庭に出たところで、築山に実っているブドウを自分で採って食べてもらいました。保護者の皆さんにも実際に味わってもらうことで、日々の保育の延長線上に作品展があること、そしてみんなで世話をして見守ってきたブドウだからこそ価値があることもご理解いただけたものと思います。
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年長のグループ製作以外の作品は、2階の2部屋と廊下にまとめて展示しました。
こちらの部屋は年少、年中組の展示室です。
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隣の部屋は,、年長児の作品です。割りピンを使って手足の動きを表現できる自分人形を全員が作りました。2学期になってから「大きい木」というかっこいい歌を歌っている年長児は、シンボルツリーで学級名にもなっているカエデとサクラの葉っぱと花びらを切って大きい木を作りました。
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昨日は、園児の鑑賞日でしたので、自分たちの作品を落ち着いて見て回る時間もとりました。IMG_3716

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年中、年少児もお兄さんお姉さんの作った大きな作品を感心しながら見て回りました。IMG_3706

年長さんってすごいね。このような異年齢の関わりがたくさんあることが青南幼稚園の魅力でもあります。
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今日の保護者鑑賞日には、混雑を避けるため園児一人につき2人までの制限をつけさせてもらいましたが、お家の方に自分の作品や友達と作った世界を見てもらって、どの子もとても満足そうでした。保護者の皆さんにも、子どもたちの日々の様子や作品を作る過程での育ちなどもお話しすることができ、とても充実した一日となりました。評議員の皆さんにもお越しいただくこともできました。本当にありがとうございました。
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身近な自然との関わりが、様々な表現につながっていき、子どもたち一人一人にとって、心に残る作品展になりました。