小さなコラム「みちくさ いたずら こどものじかん」

小さなコラム 秋 秋分 その1

2021年9月29日 15時12分

【9月29日更新】
二十四節気「秋分」.pdf


今年の夏から秋にかけては、去年とはまた随分様子が違う日々だったように感じます。比較的涼しい日が多かったように思いますし、園庭の桜の葉が一部黄色くなって落ち始めていました。

そして、園舎西側のキラキラドアの下の赤い彼岸花、裏庭ビワの木の下の白い彼岸花も例年より少しだけ早く咲き始めたように思います。昨年はどうだったでしょうか。まずは、昨年の「秋分」の初候(雷乃収声)をご覧ください。

0209⑫秋分①初候(雷乃収声)みちくさ いたずら こどものじかん.docx.pdf

8月の終わり、道路を掃除していた主事さんに、ご近所の方が「この辺りにヒガンバナがあったはずだけれど」と聞いてきてくれたそうです。


そのときは、この地面は別の草が茂っていたので、草刈りをしてもらおうと思っていたのです。私はこの下に大事な球根があることを知っていたので、主事さんにはそのことを伝えて、そおっと草刈りをしてもらいました。


そして約一週間後の9月8日、そのキラキラドア下の土の中から何やらニョキニョキと伸びてきました。


翌週の14日には、もうこんなに伸びて少しずつ赤い彼岸花が咲き始めています。


17日にはほぼ満開になって、道行く人たちにきれいな姿を誇らしげに見せてくれていました。

階段脇のほんの小さな地面ですが、毎年きれいな花を咲かせてくれることに感謝です。