みんなで創り上げてきた劇の発表会(年少組、年中組)
2023年2月9日 17時42分【2月9日更新】
青南幼稚園では毎年この時期に、一年間の集大成として発表会を開催し、劇や劇遊びを保護者の皆さんに見ていただいています。昨日は年少組、年中組の劇遊びの発表会でした。
大きなかぶは、みんなが大好きな担任の先生です。ウサギ、ネコ、ネズミとライオンに変身した子どもたちは、それぞれの動物らしい動きをするのが楽しくて、微笑ましい限りです。
みんなで抜いたかぶを食べた後には、大好きな「動物電車がやってきた」をみんなが楽しく踊ります。
年少児は「大きなかぶ」をいろいろな動物が育てて抜きました。劇を創り上げる過程で、大体の形が整った段階で年長児が見に来てくれて応援してくれて、俄然張り切っていた姿が微笑ましかったです。
「うんとこしょ、どっこいしょ」で動きがそろい、「まだまだかぶはぬけません」と腕を振り、その後、うぇーんと泣くしぐさをみんなが気に入っていました。当日は、いつもの保育室で保護者の皆さんの温かいまなざしのお陰で、落ち着いた雰囲気でいつも通りの表現を楽しむことができました。
年中組は、「ともだちほしいなおおかみくん」を基にした「ともだちほしいな」を劇遊びにしました。オオカミではなく、森の恐竜が本当は友達になりたいのに、チョウチョやペンギン、熊たちが怖がってしまうという内容です。年中組も、創り上げていく途中で、年長児に見てもらう機会をもって、いいところを褒めてもらったりもう少し頑張ったほうがいいところを教えてもらったりしました。
自分たちで作ったお面や衣装を身に付けて、大道具や小道具があることで友達との関わりがぐっと楽しくなります。チョウチョは羽を柔らかく羽ばたかせ、恐竜は友達になれなくてがっかりするしぐさがかわいかったです。
発表会当日は、当然緊張していましたが、始まる前に保護者の皆さんに手を振って確認できたことで安心して劇を始められました。
ペンギンはかわいい歩き方を工夫して、熊はとても上手に餅をついて見せてくれました。当日の最後にダンスを踊って見せた後、見てくれてありがとうの気持ちでお辞儀をする様子はかわいいだけでなく、ちょっと立派になったことを感じます。