小さなコラム「みちくさ いたずら こどものじかん」

小さなコラム 冬 小雪 その3

2021年12月10日 09時34分

【12月10日更新】
小雪の末侯は「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」です。
昨年のこの時期の小さなコラムを再掲します。

0212⑯小雪③末候(橘始黄)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf


昨年も11月末にハンドベルコンサートを実施しています。例年、子どもたちにすてきな音楽に触れる機会をいただいています。


今年も赤坂ベルクワイアの皆さんにお越しいただきました。今回はハンドベルではなく、音色の柔らかいトーンチャイムのコンサートになりました。


コンサート自体は2回公演なのですが、昨年と同様に今年も年少組はリハーサルの様子を見せていただきました。


聞きなじみのある曲も多く、年少組もよく聞いていました。どんな仕掛けで音が鳴っているのか不思議がっていると、近くで楽器を見せてくださいました。


そして、音が鳴る様子が分かりやすいように横を向いて鳴らしてみてくださいました。
その後、年中、年長組の公演の中でも同じように音の鳴る仕掛けを教えてもらいました。


こちらは年中組の公演の様子です。途中で幼稚園にもある小さなミュージックベルで「どんぐりころころ」の曲を演奏してくださいました。


クリスマスが近いのでトナカイやサンタさんに扮して、雰囲気を盛り上げてくれました。赤鼻のトナカイやディズニーの曲など子どもたちにとってはよく知っている曲がすてきな音色で奏でられて、うっとりする時間が流れました。


リトルマーメードの曲の際には、オーシャンドラムという波の音のような楽器も使ってくれて、トーンチャイムの優しい音色と相まって心に響く演奏に会場全体が静かな感動に包まれました。


公演の合間に、遊戯室に飾ってある園歌の話になり、ぜひ聞いてみたいとおっしゃっていただきました。そのことを年長組に伝えて、急遽でしたが、お礼の気持ちを込めて、園歌「はなひらく」を歌ってお聞きいただきました。私たちもトーンチャイムの優しい音色にジーンとしましたが、子どもたちの歌声に涙がでましたと言っていただいた方もいました。


子どもたちが退場する際にも、すてきな音楽を演奏してくれて、この日は遊戯室が夢のようなコンサートホールとなりました。


この日のコンサートをきっかけに、どの学級でも歌や楽器遊びの活動が活発になり、12月半ばには音楽会をしようという流れになっていきました。