小さなコラム「みちくさ いたずら こどものじかん」

小さなコラム 冬 小雪 その2

2021年12月8日 16時39分

【12月8日更新】
小雪の次候は、「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」です。昨年の小さなコラムを再掲します。昨年のこの時期には園庭に落ち葉が増え、裏庭の柿をそろそろ採ろうと話していました。

0211⑯小雪②次候(朔風払葉)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf


親子フェスタが終わった後、年長組は青南オリンピックと称して、いろいろな運動能力を測定していました。東京都では公立幼稚園・こども園の5歳児を対象に実施しており、青南幼稚園でも毎年実施しているものです。


この日は、小学生が給食を食べている時間帯に小学校の校庭をお借りしました。広い校庭でトラックのラインがあるので、走るのにはもってこいです。警備員さんや主事さんに「こんにちは」と挨拶をしていると、玄関に副校長先生が出てきてくださいました。


とてもいい天気の下で、校庭のトラックの直線部分で25メートル走の測定をしました。
2人ずつ思い切り走りました。平均値で3年前の東京都の数値より0.4秒ほど早く走れました。


みんな気持ちよく走り終わった後は、校庭探検をさせてもらいました。校長先生が様子を見に来てくれて、ご挨拶をした後で校長室前にあるミカンやレモンの木などについて紹介してださいました。少し前に就学時健診で来ている子や兄姉が在席している子も多くおり、子どもたちにとって青南小学校は親しみのある小学校です。


この板の下にはプールがあるんだよと校長先生に教えていただきました。「知っているよ」という子もいれば、「そうなんだ?」と驚いている子もいました。


青南幼稚園にはたくさんの木々が生えていますが、青南小学校もたくさんの種類の木々があり、「これは幼稚園と同じ木だ」「同じだけれど違う」などと口々に感想を言いながら興味津々で見て回りました。


小学校の遊具は鉄棒も雲梯も幼稚園のものに比べると随分と高く、小学生が自分たちよりも大きい存在であることを感じられたものと思います。コロナの影響で直接の交流活動はまだ再開できていませんが、このような形も含めて小学校入学に向けてできる範囲の取組を進めて行きたいと思っています。


玄関まで見送りに来てくださった校長先生と副校長先生にお礼やお別れの挨拶をして、この日の青南オリンピックと探検隊は無事に終了しました。また学校に行く機会がもてるといいですね。貴重な体験をありがとうございました。