小さなコラム 冬 小雪 その1
2021年12月8日 14時36分【12月8日更新】
二十四節気では昨日「大雪」を迎えていますが、その前の「小雪」の頃の様子をお知らせします。
二十四節気「小雪」.pdf
「小雪(しょうせつ)」の初候は「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」です。日射しが弱まってきて、虹を見ることも少なくなる頃だそうです。
今年は小雪の頃、今年度2回目の「おはなしろうそく」がありました。感染症対策のために今回は年中は学級毎、年長は学年での開催となりました。
遊戯室に入り、ござに上がる前に脱いだ靴をきれいに揃えておきます。この行いは足育の実践の一環でもあり、こういう小さなことにも心を留めることができることが、自立や思いやりの心や行動につながります。
指人形や手遊びなどで気持ちが集中してきたところで、ろうそくに火を付け、崎山先生の素話が始まりました。年中は「おいしいおかゆ」というグリム童話でした。全くの語りだけですが、だんだんと話しに引き込まれていきました。
おはなし会の終わりに、その月に生まれた子が代表でろうそくの火を消します。火が消えた瞬間に心の中で祈った願い事が叶うそうです。さて、みんなの願い事は何だっだでしょうか。
年長組は学年全員での参加でした。大人数でも集中して話しが聞けるからです。「どんぐりころちゃん」という手遊びが始まると、年少の頃に教えてもらってから普段からよく遊んでいるので、先生の声に合わせてサッとみんなの手が動きます。どんぐりをどちらの手の中に隠して、どちらの手に入っているか当てる遊びです。
年長組の素話は「不思議な太鼓」という長い昔話でしたが、やはり年長児の聞き方は落ち着いていて、さすがでした。最後にパネルシアターもあり、短い時間でしたが、盛りだくさんの楽しいひとときでした。