小さなコラム「みちくさ いたずら こどものじかん」

小さなコラム 夏 夏至 その2

2021年7月2日 19時20分

夏至の次候は「菖蒲華」です。

0206⑥夏至②次候(菖蒲華)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf


昨年のコラムでは、わくわく池でトンボがたくさん見られたことを紹介していました。

今年は、4月からわくわく池にはいろいろな種類のヤゴやトンボが姿を見せてくれています。


これはオオシオカラトンボのオスです。こんな立派なかっこいいトンボがいつも池の傍にいるのですから、子どもたちが夢中にならない訳がありません。


子どもたちが何とか捕まえようと、いろいろ工夫している姿や作戦を考えてうまく捕まえられたときの喜びようや仲間同士の情報伝達の速さからは、学級としてのつながりが感じられ、自然との関わりを通して心の育ちを実感できてこの上なくうれしい気持ちでした。


さて、梅雨に入って、子どもたちが苗や種から育てている畑やプランターの野菜たちがどんどん大きく食べ頃を迎えてきています。


南青山産の野菜を採れたてのおいしい状態で味わうことができる子どもたちは、何と幸せなことでしょう。


少しずつ食べ頃を迎えるミニトマトは、一人一個ずつ、順番に持ち帰って、家で味わってもらっています。


毎日、園庭に出るとまず自分たちが苗を植えたプランターの野菜のところに見に行って、色付きや大きさを観察して、「大きくな~れ」「おいしくな~れ」と水やりをしていますから、食べたときの感動は格別なのです。