小さなコラム「みちくさ いたずら こどものじかん」

小さなコラム 夏 大暑 その1

2021年7月27日 12時03分

二十四節気では「大暑」、一年で一番暑い季節を迎えています。

二十四節気「大暑」.pdf


まずは昨年のこの時期の小さなコラムを再掲しますので、ご覧いただければと思います。

0207⑧大暑①初候(桐始結花)みちくさ いたずら こどものじかん.docx.pdf

去年は7月16日にセミの初鳴きを聞いたと書かれています。


今年は、先日も書いたように、7月6日には園庭でセミが鳴き始めていましたから、去年よりも10日は早いことになります。


私自身の家の近くでセミの幼虫を発見し、時には家に連れて帰って羽化の様子を観察するのですが、例年それは8月に入ってからです。でも、それも今年は7月10日前後には見掛けました。幼稚園でも7月のうちから抜け殻を見掛けています。


梅雨時には私たちの目を楽しませてくれていたアジサイも、だんだんと色褪せてきました。


これも季節の移ろいです。徐々に花が咲いていくときは楽しみですが、このような移ろいも大事にし、手入れをする過程を子どもたちにも見せていきたいと思っています。今回は、来年の花を見ることになる年中児が園庭にいるときに、「来年もきれいに花が咲くように切るね」と言いながら、剪定作業をしました。


その後、4連休で水が足りず葉が枯れてしまったので、大きなプランターに植え替えて樹勢の回復を待っているところです。来年の自然環境、教材の準備を今から行っているのです。