小さなコラム「みちくさ いたずら こどものじかん」

小さなコラム 夏 大暑 その2

2021年8月2日 15時04分

大暑の次候は、土潤溽暑です。

昨年は、7月いっぱい保育があり、一学期の終わり頃に小さなおまつりをしました。昨年のこの時期の小さなコラムには、そのときの様子を記していますので、ご覧いただけるとうれしいです。

0207⑧大暑②次候(土潤溽暑)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf



今年は梅雨が明けてしばらくは、どの学年も園庭で遊ぶことができました。先日もお知らせしたように、ミストが付いたお陰で、少し暑さをしのぐことができました。


年少組は、水道の前にマットを敷き詰め、たらいや机を出して、数回水遊びをしました。今年はプールを出さなかった代わりに、このような形で水と関わる遊びを楽しみました。


年中児は、砂場でどろんこ遊びをたくさん楽しみました。裸足になってたくさん遊んで汚れても、自分たちで足を洗ってタオルで拭くこともできるようになりました。この日は剪定したブドウの葉っぱをどろんこ遊びに使っていました。


学期末、年長児は遊びに使ったままごとのスカートやエプロンなどをたらいで洗濯しました。仕上げは洗濯機でするのですが、自分たちの生活の場を自分たちで整えることをすることはとても大事だと思っています。


洗濯物をロープに乾していくと、重さで地面に着きそうになってしまいました。どうするだろうと見ていると、気付いた子がロープを持ち上げました。生活をしているといろいろなことが起こり、それに対応する必要性が生まれ、考えて、何とかしようとします。


最後は大人の手助けも必要でしたが、一緒に生活する仲間で協力して、このように生活する場を整えることも幼稚園で大事にしていることです。年長児は一学期、片付けの意味ややり方、きれいになると気持ちがいいという経験を丁寧に積み重ねてきたので、その延長線上に学期末の大掃除がつながっています。夏休み中も、子どもたちでができる仕事を任せてみると、かなりの戦力になると思います。