小さなコラム 冬 小寒 その2
2022年1月18日 11時09分小寒の次候は「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」です。
まずは、昨年のこの時期の小さなコラムを再掲しますので、ご覧いただきたいと思います。
0301⑲小寒②次候(水泉動)みちくさ いたずら こどものじかん.pdf
昨年は、1月に昔遊びの会を実施しましたが、今年は12月22日に実施しました。そのときの様子はまだお伝えできていませんでしたので、ここでご紹介します。
昔遊びの会は、コマ回し、あやとり、おはじき、けん玉、カルタやカードゲームなどの日本の伝統遊びを楽しむ会です。
例年お越しいただいている地域の皆さんが子どもたちに遊び方を教えてくれたり、相手をしてくれたりする年に一度の交流の機会でもあります。
密にならないように、この日も学年ごと学級ごとに地域の方々にも分かれていただきました。
おはじきは幼稚園ではたぶん弁当後のお腹休めの時間や預かり保育で遊ぶことが多いようです。初めて遊んだ子も、多かったようですが、地域の方が優しく声を掛けてくれ、じっくりと楽しんでいました。
お手玉に初めて触ったであろう年少児も、地域の方に優しく関わってもらっていろいろと試していました。
すごろくも、年末から年始にかけて幼稚園で楽しむ遊びで、もちろん子どもたちだけでも楽しみますが、地域の方が声を掛けてくれて一段と楽しさが増しています。
私はコマは得意なのですが、あやとりは一つしかできません。毎年この会で、先輩方に教えてもらって、思い出しているという状態です。子どもたちの中には、この会で教えてもらったことがきっかけでどんどん新しい技を覚えていく子もいます。
それぞれの交流の時間は2~30分と短めでしたが、最後にお礼をお伝えするとお土産に手作りのコマをいただきました。地域の皆さんに優しく接してもらって、心が温かくなったひとときでした。
この日は、昔遊びの後、園庭できれいなカエデの落ち葉を見付けて葉っぱの花束を作っていた子たちがいて、作ったかわいいカエデの花束を教えてもらったお礼に手渡すことができました。身近なもので作ったプレゼントをお届けしながら、ありがとうの気持ちを伝えることができて、渡す方も受け取っていただいた地域の皆さんもとてもうれしそうでした。