小さなコラム「みちくさ いたずら こどものじかん」

小さなコラム 冬 冬至 その1

2021年12月22日 12時58分

【12月22日更新】
今日は二十四節気の「冬至」です。今日の昼頃、近くで住宅火災があり、幼稚園まで煙や匂いが漂ってきました。すぐに情報収集をし、窓を閉め、全館放送で安全確保をして、園としては何事もありませんでした。乾燥が進む季節ですので、火の元には十分に注意しましょう。

二十四節気「冬至」.pdf


さて、まずは去年の小さなコラムを再掲しますので、ご覧いただきたいと思います。

0212⑱冬至①初候(乃東生)みちくさ いたずら こどものじかん.docx.pdf
去年と今年は、ほぼ同じ時期に音楽会を開催しました。今年の様子は昨日もお知らせしたように、ブログのコーナーからご覧いただきたいと思います。


今日は、このところとてもきれいに色付いている園庭のシンボルツリー、カエデの木の様子をご紹介します。この写真は12月10日です。ぼんやりと色付き始めた感じです。


週明け13日に、2階のベランダから木の北側を見ると全体にオレンジ色が強い感じに色付いているのが分かります。


でも翌日14日に3階から木の南側から見ると、全体に赤くなっているように見えます。


同じ日、バラ門から見ると、また色合いや様子が違う感じに見えます。


15日、今度は木の下から見上げてみると、また全く違う色合いに色付いているのが分かります。


16日、音楽会の合間に年少組のテラスから見上げると緑色から黄色、オレンジへとグラデーションになっている色合いがなんともきれいです。


同じ16日ですが、風船を見上げる横に見えるカエデは、外側から見ると緑が赤っぽくなってきている感じです。特に南側の外側の葉っぱは、夏の直射日光で葉先が焼けてしまっていて、ちょっと残念な色合いになっている部分もあります。


そして、週が明けて20日には全体に黄色からオレンジに色付きが一段と進んできました。


先生や主事さんは毎朝、落ち葉の中に猫の落とし物や危ない物がないかを確認する作業をし、子どもたちが安心して落ち葉と関わることができるようにしています。


21日、10時頃、子どもたちが一番元気に園庭で遊ぶ時間帯には、太陽の光も当たって一段と色付きがきれいに映えて見えます。


ここまで紹介してきたように、一本の木ですが、日々色付きが変わっていき、見る時間や角度によっても、木の中の方向や枝によっても色付きが違います。そして、どうやら年長児はその葉っぱの不思議に気付いたようで、何やら集めている様子です。


しばらくすると、少しずつ違う色の葉っぱを集め、それぞれの色に名前を付けて紙に貼って見せに来てくれました。この様子は、☞自然っておもしろい!子どもっておもしろいのコーナーで担任がエピソードを紹介していますので、ぜひご覧いただければと思います。


今日22日は、昔遊びの会でした。地域の皆さんに、コマ、あやとり、折り紙、おはじき、お手玉などを教えてもらいました。教えてくれた皆さんがお帰りになる際に、年中児が園庭で作っていたカエデの葉っぱの花束をお礼にプレゼントすることができました。「わーきれい、うれしいわ」「ありがとう」と喜んでいただきました。


昔遊びの会が終わった後、年中児はカエデの木の下で集めたきれいな落ち葉で花束を作って遊んでいたのです。大好きな園庭のカエデの木からの贈り物で自分たちで作ったきれいな葉っぱの花束をプレゼントできて、子どもたちも満足そうでした。


そして、今日はこのすてきな園庭を未就園児向けに開放しました。地域にお住まいの未就園児向けの園庭開放です。月2回のひよこ組の他に、今月は先週と今週の水曜日の午後、豊かな自然と砂場や滑り台のある園庭で安心して遊んでいただくことができました。


私たちに様々な恵みを与えてくれる園庭の自然に、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。これからも子どもたちと自然との関わりが楽しみです。明日はどんな遊びが始まるでしょう。